板藍根茶

b201104281638463929【材料】
板藍根 5g
生甘草 3g
蜂蜜 適宜

【作り方】

  1. 板藍根と甘草を水300mlで20分浸けてから10分煎じる。
  2. 蜂蜜を入れて飲む。

【解説】
板藍根は秋に根茎を掘り出して綺麗に洗ってから乾燥させます。 板藍根は日本では食品と指定されていますが、中医学では清熱解毒の中薬です。 脾胃の弱い場合には使用禁忌となっています。 かぜによるのどの痛みに勧めます。

 

ジャスミン茶

tea-1404080_1920【材料】
ジャスミン茶 3g
湯 400ml

【作り方】

  1. 100mlの湯を急須に入れて、温めてから捨てる。
  2. ジャスミン茶を入れて、湯を注ぎ、1~3分間を蒸らす。

【解説】
 ジャスミン茶は茉莉花(まつりか)の花と緑茶を混ぜて、約110℃ぐらい加熱するなどの方法で加工した上品な香りがあるお茶です。 福建省福州市は世界ジャスミン茶の発祥地、世界銘茶福州ジャスミン茶、国連食糧農業機関の世界重要農業文化遺産と登録されているそうです。

 春に肝の疏泄を促進するためにジャスミン茶をよく使い、口臭を取りたい時にジャスミン茶を噛んで、その香りで口臭を改善する方法もあります。

桑菊茶

春の発熱・のどの痛みと渇き・目の赤み・かゆみ・春ののぼせとめまい・花粉症に

桑菊茶

【材料(2~3回分)】
桑の葉 3g
菊花 6g
生甘草 2g
水 2.5カップ

【作り方】
甘草を水で15分煎じ、桑の葉、菊花を加え沸騰したら火を止めて5分ほど蒸らす。
濾して2~3回に分けて飲む。

【効能】
桑の葉 : 体を冷やす性質を持ち、苦味と甘味があります。
肺と肝に作用しやすく、春かぜ・春ののぼせとめまい・のどの渇き・目の赤みとかゆみの改善が期待されます。
桑葉は桑の木の葉です。

菊花 : 体をやや冷やす性質を持ち、辛味・苦味・甘味があります。
肝と肺に作用しやすいので、春かぜ・発熱・のどの痛み・目の赤みとかゆみ・春ののぼせとめまいの改善が期待されます。
杭州の黄菊花、滁県の白菊花を使います。

生甘草 : 平和な性質(身体を温めたり冷やしたりする作用がないこと)を持ち、甘味があります。
心・脾・肺・胃に作用しやすく、生(乾燥しただけのもの)で使うと発熱・皮膚の赤み・腫れ・吹き出物の改善が期待できます。

 

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