作強の官(さきょうのかん):
腎を指す。
腎が全身に精力・気力を与え、強壮にさせることを表現している。

佐制薬(させいやく):
中薬を用い、方剤を組み立てるときの基本構成。
君薬と臣薬の毒性・副作用・強烈な薬性を抑えるか取り除く役目をする。

雑気(ざっき):
異気(いき)・疫気(えきき)・疫邪(えきじゃ)・疫毒(えきどく)・疫癘邪気(えきれいじゃき)・疫癘の気・毒気(どくき)・戻気(れいき)・癘気(れいき)ともいう。
伝染性が強く、毒性が強烈な邪気のこと。

佐薬(さやく):
中薬を用い、方剤を組み立てるときの基本構成。

  1. 君薬・臣薬に合わせ、治療効果を高める薬。
  2. 直接、兼病あるいは兼証を治療する薬。

散結(さんけつ):
治療法。
散結消腫(さんけつしょうしゅ)ともいう。
腫塊を消散させる。
瘀血の固まり、腫れものの治療に用いる。

散結消腫(さんけつしょうしゅ):
治療法。
散結(さんけつ)ともいう。
腫塊を消散させる。
瘀血の固まり、腫れものの治療に用いる。

三焦(さんしょう):
実体のない六腑の1つ。
上焦・中焦・下焦の3つに分けられる。
上焦は横隔膜より上部、中焦は剣状突起から臍より上、下焦は臍より下の腹部。
最大の腑といわれている。
全身の気と水の道として疎通する機能がある。

産腸(さんちょう):
子臓(しぞう)・子腸(しちょう)・女子胞(じょしぼう)・胞宮(ほうきゅう)・胞臓(ほうぞう)ともいう。
子宮のこと。

酸味(さんみ):
酸っぱい味。
食材・中薬がもっている6つの味のうちの1つ。
収斂・固渋の作用がある。