男女ともに、老化に伴う自律神経失調症メインの症状
実は、女性だけではありません! 男性にもある更年期障害。
性ホルモン分泌低下が原因です。
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初潮年齢+30±5
女性の更年期年齢は、「初潮の年齢+30±5」と計算します。
例えば、15歳で初潮 ⇒ 40(15+30-5)歳~50(15+30+5)歳が更年期年齢です。
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更年期障害=五臓の老化‼
腎との関係 : 腎は人間の発育・成長・成熟・老化の支配者。
女性は7歳ごとに腎気が活発化。
14歳で天癸(≒性ホルモン)が充実して月経がスタート、49歳で腎気が衰弱し、天癸が絶えて月経がストップ。
男性は8歳ごとに発育が活発化、64歳で肝腎虚弱となって更年期に入ります。
そのほか、虚弱体質・慢性病など、腎の陰陽虚証の引き金になることも。
肝との関係 : 肝は気血の流れをコントロール。
肝は疏泄を主り、気機を調節しています。 また蔵血の働きがあります。
ストレスなどで肝気が鬱血し、うつ症状が長引くと、肝火旺盛・気滞血瘀・血虚血瘀などに。
あるいは肝陰不足によって肝陽上亢になります。
脾との関係 : 脾は営養を作って血をコントロール。
脾は水穀を主って精微物質を作り、気血を生化し、統血を主ります。
脾気虚になると気血不足になり、不正出血などが起こります。
気・血との関係 : 「気は血の帥であり、血は気の母である」。
気と血はお互いに生み出し合い、依存する関係ですので、病気の時にも影響を与え合います。
女性は月経・妊娠・出産などの生理的特徴から、常に血が不足&気が余る状態。
更年期には、気滞血瘀証が多く現れます。
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