憂(ゆう):
七情の1つ。
憂えること。
脾・肺の情志。
憂えることによって気の運行が詰まる。

游溢精気(ゆういつせいき):
<精気を游溢す。>
游溢とは気が満ち溢れて浮遊するという意味。
胃が飲食した水穀から精微物質である精気を化生する。

有神(ゆうしん):
得神(とくしん)ともいう。
精気が充実しているため目に輝きがあり、顔色や声に元気がある状態になること。

湧吐(ゆうと):
治療八法の1つ。
吐法(とほう)ともいう。
吐かせることにより宿食(しゅくしょく)・痰飲・毒物を排泄させる。

由表入裏(ゆうひょうにゅうり):
<表より裏に入る。>
表邪入裏(ひょうじゃにゅうり)ともいう。
表証が改善されず症状が進行し、邪気が体内である裏まで侵襲する。