老年期(60歳~)

老化現象が目立ち、疾病に対する抵抗力が低下

気温変動や環境の変化に対する調節能力の低下によって、発病率が高くなり、治癒率が悪くなります。
老人の病気の特徴は、1人で多くの病気を持ち、合併症を併発しやすいこと。
また、薬に対する反応が人により違う、鬱になりやすい、といったことも挙げられます。

よく見られるのは、心臓病・高血圧・動脈硬化・糖尿病・肺炎・がん・白内障・前立腺肥大・骨粗鬆症・変形性関節炎・肩こり・腰痛・関節炎・冷え症・痒み・痺れ・めまい・頭痛・便秘・下痢・排尿異常・うつ症状・不眠・認知症。

人生に対し積極的な態度をもち、趣味などで活躍し、定期的に健康診断を受けるようにしましょう。
高四低(高タンパク質・高ビタミン・高繊維、低コレステロール・低脂肪・低糖・低塩)の食事をしましょう。
体調に合わせた食材を選択し、起居は適宜、日当たりのよい部屋に住み、自分に合ったスポーツなどをして、薬は合理的に使いましょう。

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老年期によく用いる食材

作用

食材


陰液を養い、身体を温める

穀類・いも類・白きくらげ・大豆・黒豆・くるみ・黒ごま・はちみつ・卵・牛乳・鶏肉・牛肉・羊肉・豚肉・豚マメ・貝類・鰹・鱈・鱸・海老・なまこ
気を整え血を巡らす 蕎麦・玉ねぎ・らっきょう・青梗菜・大根・蕪・なた豆・えんどう豆・みかん・オレンジ・ジャスミン・酢・酒・薄荷・ターメリック