産後、子宮が収縮することにより腹痛が引き起こされると、産後腹痛と診断されます。 一般的には1~3日間で緩和されますが、腹痛がひどい場合は治療が必要になります。
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1.原因
1.寒凝血瘀:
産後、血道空虚、寒邪が侵入→衝任が阻滞され、産後、瘀血が胞宮に停留される
2.血虚 :
お産の大出血 ⇒ 血虚 ⇒ 気随血脱 ⇒ 気血両虚 ⇒ 血運不調
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2.治療
1.寒凝血瘀 :
小腹部疼痛拒按、熱に合うと緩和される、悪露量が不下・少ない、固まりがあり・色が黒、四肢不温、舌苔白滑、脈沈細・細渋
立法 :
活血化瘀・温経散寒
方剤 :
生化湯(当帰 川芎 桃仁 炮姜 炙甘草)
加える:肉桂 呉茱萸
2.血虚 :
産後小腹部疼痛、喜按、悪露が少ない、色が薄い、めまい、耳鳴り、心悸、顔色不華、便秘、舌質淡、脈虚弱
立法 :
補血益気
方剤 :
腸寧湯(当帰 熟地黄 党参 阿膠 山薬 甘草 麦門冬 続断 肉桂)