精(せい):
精気(せいき)ともいう。

  1. 自然界・体内のすべての精微物質。
  2. 腎精の中で生殖能力をもっている物質。
  3. 腎精(じんせい)ともいう。
    腎に貯えられた精気。

精気(せいき):
精(せい)ともいう。

  1. 自然界・体内のすべての精微物質。
  2. 腎精の中で生殖能力をもっている物質。
  3. 腎精(じんせい)ともいう。
    腎に貯えられた精気。

正経(せいけい):
十二経脈(じゅうにけいみゃく)・十二正経(じゅうにせいけい)ともいう。
経絡系統の中心となるもので、各経脈はそれぞれ1つの内臓に属し、臓と腑は表裏関係で連絡している。
手太陰肺経・手陽明大腸経・足陽明胃経・足太陰脾経・手少陰心経・手太陽小腸経・足太陽膀胱経・足少陰腎経・手厥陰心包経・手少陽三焦経・足少陽胆経・足厥陰肝経の十二経。

精血(せいけつ):

  1. 精と血。
  2. 血のこと。

精血同源(せいけつどうげん):
精と血はともに水穀精微から化生し、相互に転化し作用する関係にある。

精志(せいし):
志(し)ともいう。
物事をなしとげる志(こころざし)、腎の神。腎の生理機能と密接な関係がある。
神明とも関係があり、神が傷つくと腎を損傷し、やる気がなくなり怯えるなどの症状が現れる。

正邪相争(せいじゃそうそう):
<正邪、相争う。>

  1. 正気と邪気の抗争。
  2. 傷寒少陽病の寒熱往来(かんねつおうらい)の病的な変化。

清粛(せいしゅく):
五行学説の五行の概念で、清らか・収斂・降下するという金の特徴を指す。

清心(せいしん):
治療法。
心の熱を取り除く。

整体観念(せいたいかんねん):
中医学の特徴の1つ。
人体は1つの有機的に統一された整体であるという観念と同時に、人体と自然環境・社会環境との統一性を意味する理論。