瘀血によって起こる慢性の頭痛が現れやすい
瘀血によって血脈が渋滞し、慢性の頭痛が出やすいです。
【症状】
慢性の頭痛、偏頭痛、いつも同じところが痛む、暖めると寛解する、めまい、髪が抜ける、顔色が青紫色、舌が紫紺色・瘀斑、脈細・渋・弦
【分析】
長期にわたる情緒の低下や睡眠不足などにより、偏頭痛がよく現れる。 その原因は、頭部の血流の弛緩であり、瘀血が頭部の脈絡に停滞する状態によって「通ぜざれば即ち痛む」ことから頭痛が現れる。 また、滋養不足でも痛みの症状が現れる。 暖めると血流の渋滞が緩和され、痛みが寛解する。
【立法】
活血化瘀・通竅止痛
【食材】
チンゲン菜・甜菜・くわい・桃仁・酢・れんこん・馬蘭頭・槐花・ヨモギ・たまねぎ・きんかん・茉莉花・玫瑰花・緑萼梅・うど・さくらんぼ・白花蛇・烏梢蛇・酒・にら・唐辛子・桂花・黒砂糖・山椒
【中薬】
三七・艾葉・鶏血藤・川芎・鬱金・姜黄・莪朮・丹参・紅花・沢蘭・王不留行・桃仁・益母草・月季花・木青皮・枳実・枳殻・仏手・香櫞・茘枝核・独活・桑枝・威霊仙・狗脊・桑寄生・続断・五加皮・木瓜・肉桂・乾姜・小茴香・丁香