秋
(立秋~立冬)
「収斂」して冬を迎える準備を
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邪気は燥邪
字の通り、乾燥した邪気で、口・鼻から侵入します。
乾燥しているので、身体の良い水分・津液が損傷されやすくなります。
口や鼻の乾燥・鼻血・のどの渇き・皮膚の乾燥・唇の乾燥・髪の乾燥・抜け毛・便秘・おしっこの量が少ないなどの症状がみられます。また、秋の象徴である、肺を傷めやすくなります。(肺は潤いが好き、乾燥が大嫌い。)
空咳・痰が少ない・喘息・胸の痛みなどの症状がみられます。 -
肺の働きが活発に
肺は全身の気の動きを調節し、呼吸や水分代謝をコントロールします。
肺は潤いを好む、とてもデリケートな臓器です。
燥邪が侵入すると乾燥して働きが弱くなり、呼吸器系のトラブルが起こります。 -
安定した気持ちで過そう
秋は「早寝早起き。心を安らかにして、陽気をひそめて過すべき」です。秋が深まり落葉し始めると、物悲しさや淋しさを感じやすくなります。
「センチメンタルな気分」というやつです★
気持ちが沈みすぎないように安定した気持ちで過し、適切な運動をしましょう。燥邪は肺を傷めやすいので、肺の気を整えるとともに津液を補い、消化器の調子を整え、冬に備え栄養を摂ることを心がけ、お通じにも注意します。