不妊症④

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卵子の老化と中医学の対応

 卵子の老化は中医学では腎虚と考えます。 先天不足・後天失養・加齢が原因。 治療法は補腎です。

 

女性の卵巣年齢(AMH)

原始卵胞の数

年  齢

700万個

胎児5ヶ月

200万個

生まれた時

30万個

思春期

5万個

35歳

1000個

閉経

 

 発育卵胞 → 前胞状卵胞 → 胞状卵胞 → 成熟卵胞 → 排卵 の過程 : 約190日

 

1.中医学の腎(先天の本)の役割

  1. 成長発育
  2. 生殖
  3. ホルモン
  4. 老化
  5. 水分の代謝

2.補腎

  1. 補腎気 : 足腰のだるさ、物忘れ、白髪、耳が遠い、月経量少、不正出血、性欲低下 → 人参・西洋人参・杜仲・淫羊藿
  2. 補腎精 : 初潮が遅い、眩暈、老化現象が早い、耳鳴り、性欲低下 → 紫河車
  3. 補腎陰 : ほてり、のどの渇き、不眠不安、動悸、寝汗、痩せる、月経量少、便秘 → 亀板・阿膠
  4. 補腎陽 : 冷え性、むくみ、頻尿、足腰に力がない、生理痛、流産、軟便 → 鹿角・冬虫夏草

 

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