卵子の老化と中医学の対応
卵子の老化は中医学では腎虚と考えます。 先天不足・後天失養・加齢が原因。 治療法は補腎です。
女性の卵巣年齢(AMH)
原始卵胞の数 |
年 齢 |
700万個 |
胎児5ヶ月 |
200万個 |
生まれた時 |
30万個 |
思春期 |
5万個 |
35歳 |
1000個 |
閉経 |
発育卵胞 → 前胞状卵胞 → 胞状卵胞 → 成熟卵胞 → 排卵 の過程 : 約190日
1.中医学の腎(先天の本)の役割
- 成長発育
- 生殖
- ホルモン
- 老化
- 水分の代謝
2.補腎
- 補腎気 : 足腰のだるさ、物忘れ、白髪、耳が遠い、月経量少、不正出血、性欲低下 → 人参・西洋人参・杜仲・淫羊藿
- 補腎精 : 初潮が遅い、眩暈、老化現象が早い、耳鳴り、性欲低下 → 紫河車
- 補腎陰 : ほてり、のどの渇き、不眠不安、動悸、寝汗、痩せる、月経量少、便秘 → 亀板・阿膠
- 補腎陽 : 冷え性、むくみ、頻尿、足腰に力がない、生理痛、流産、軟便 → 鹿角・冬虫夏草