こどもの病気の特徴

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 新生児期から半年ほどの間は、お母さんからもらった免疫力が効いているため、こどもが病気になることは比較的少なめです。 しかし消化機能が未発達なため、嘔吐・下痢、栄養失調にはなりやすいのです。 半年を超えると、お母さんからもらった免疫力が弱くなるため、以下のような病気・症状の発生が多くなります。

 

  • 肺の病気 : かぜ・発熱・発疹・咳・ぜんそく・痰
  • 胃腸の病気 : 食欲不振・嘔吐・下痢
  • 腎の病気 : 頻尿、夜尿、歯・骨・脳の発育遅延
  • 肝と心の病気 : 高熱・ひきつけ・失神
  • ほかに、アレルギーなどの病気

 

これらの病気には、以下のような特徴があります。

  1. 伝染しやすく、変化が速い
     こどもの病気は伝染が速く、保育園・幼稚園などでは、こどもが1人病気になるとすぐほかのこどもに移り、何人ものこどもが病気になります。
     さらに病気の変化も速く、かぜから気管支炎・肺炎になったり、扁桃腺炎を起こしたり、ひどくなると心臓病・腎臓病になり、体がけいれんすることも…‼
  2. 病気の回復も速い
     大人なら体の老化、体調不良、慢性的な病気などが原因で病気の回復が遅いのですが、こどもの場合は臓腑が若くて、きれいで、活力が充実し、生命力が旺盛なので、病気の回復も速く、慢性化することが少なくなります。

 

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