滋陰(じいん):
治療法。
補陰(ほいん)・養陰(よういん)ともいう。
精・血・津液などの必要な水分を陰液という。
体の陰液を補い、臓腑を滋潤する。
皮膚・目・鼻・毛髪の乾燥、口渇・盗汗(とうかん)・五心煩熱(ごしんはんねつ)など津液不足・陰虚証の治療に用いる。

自汗(じかん):
症状。

  1. 温度に関係なくつねに汗をかくこと。
  2. 昼間の発汗のこと。
    気虚・陽虚によく現れる。

四気(しき):
四性(しせい)ともいう。
食材・中薬がもっている温性・熱性・涼性・寒性の4つの基本的性質。

四気五味(しきごみ):
食材・中薬がもっている温性・熱性・涼性・寒性の4つの基本的性質と、酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味の5つの味。

止血(しけつ):
治療法。
出血を止める。
各種の出血の治療に用いる。

紫紺(しこん):
症状。
色が青紫であること。
顔色が暗い、爪の色が青紫、局部の青色の斑点、舌下の青紫色の斑点などの色。
瘀血の特徴。

歯痕(しこん):
望診において舌体の辺縁上に歯の跡がついている歯痕舌のこと。
気虚の舌象。

滋潤(じじゅん):
治療法。
陰液を滋養し体を潤す。
皮膚・毛髪の乾燥、口渇、尿量が少ない、便秘など乾燥症状の治療に用いる。

四診(ししん):
中医学の望診・聞診・問診・切診の4つの診断法。

四性(しせい):
四気(しき)ともいう。
食材・中薬がもっている温性・熱性・涼性・寒性の4つの基本的性質。