冬かぜ―季節のかぜ・冬編

まだまだ寒い!巷では、インフルエンザが大流行中‼
というわけで、冬かぜのおはなしです☆

 

冬かぜ

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【証侯分析】

冬は寒が主な節気。 五行では水、五臓六腑では腎と関係があります。 邪気は寒邪です。

 

  1. 寒は陰邪で陽気を傷つけやすい。
    寒邪が体内に侵入すると、まず、体を保護している陽気を傷つけます。
    ⇒ 寒・悪寒・震える・下痢・冷えなどの症状が出現

     

  2. 寒邪の凝滞性により疼痛が起こる。
    寒邪のもつ凝り固まる性質によって、気血の循環がスムーズにいかなくなります。
    ⇒ 頭痛・からだが痛む・胃痛・腹痛など、痛みの症状が出現

     

  3. 寒邪には収引性がある。
    患者により気血の循環が悪くなるため、筋・脈・関節がけいれんを起こし、四肢は屈伸しにくくなります。
    ⇒ 高血圧・脳血管疾患・心疾患・気管支炎などの発病率が上昇

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【症状】

悪寒、悪風、発熱、無汗、頭痛、からだが痛む、関節の疼痛、胃痛、腹痛、下痢、咳、喘息
舌苔薄白、脈浮緊

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【ケア】

辛温解表 : 辛くて温めるもので発汗させ、風寒邪気を取り除きます
温経散寒 : 経絡を温め、寒邪を取り除きます

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【おすすめ食材】

米、大葉、生姜、ねぎ、にら、唐辛子、山椒、黒砂糖、シナモン、ジンジャーパウダー、茴香(フェンネル・八角)

 

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