六経(ろっけい):
太陽・少陽・陽明と太陰・少陰・厥陰という6つの経絡の総称。

六経弁証(ろっけいべんしょう):
張機(仲景)が創始した外寒疾病の弁証法。
六経を綱目にし、外感邪気によって現れる病症と疾病の伝変を分析し弁証する方法。
太陽・陽明・少陽・太陰・少陰・厥陰の六経を綱領として、外感疾病の各段階の症状軽重を正気の強弱、病邪の盛衰、病勢の軽重などにより分析した弁証法。

六腑(ろっぷ):
胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦の6つの腑のこと。
水穀を受け入れ、伝送・排泄する機能をもつ。

論治(ろんち):
施治(せち)ともいう。
診断された証に従い適切な治療原則と治療法を選択して治療すること。