帰経

食材が作用する臓腑と経絡の場所のことです。
食材の色、性味によって効果が入る臓腑も違ってきます。
例えば、桔梗は肺経で、咳の時によく使います。
牛膝(ごしつ)は腎経で、足腰の痛みによく使います。

五色
五味
入る五臓

酸味は肝経に入りやすいので適量な酸味は肝を養うことができます。
苦味は心経に入りやすい夏に心の働きが盛んになり、疲れやすくなるので苦味の苦瓜で心の熱を取り除き、心を養うことができます。
甘味は脾経に入りやすいので、適量な甘味で脾を養います。
辛味は肺経に入りやすいので、適量な辛味は肺の働きを助け、かぜの予防をすることができます。
鹹味は腎経に入りやすいので、適量な鹹味は腎を養うことが出来ます。