五硬とは、頭項が硬い(頭項硬)、口が硬い(口硬)、手が硬い(手硬)、足が硬い(足硬)、筋肉が硬い(筋肉硬)を言います。
|
|
五硬 |
|
症状 |
頭項が硬い 口が硬い 手が硬い 足が硬い 筋肉が硬い |
|
病因病機 |
虚弱体質、寒邪侵入→陽気不運、気血凝滞 風邪の侵入 |
弁証論治
- 陽気虚衰
【症状】全身冷え、硬く横たわり動きが少ない、眠るのを好む、声が低い、関節が動きづらい、頭身を動かせない、局部の皮膚が固く・蒼白・腫れ、唇色淡白
【分析】からだを温める陽気がとても弱く少ないため、気血の流れが停滞、腎の水気が氾濫し、寒気が体内に内盛する
【立法】益気温陽
【食薬】補益類 - 寒凝血渋
【症状】 全身冷え、硬く横たわり動きが少ない、足・尻・顔面・局部の皮膚が固く・紫色・腫れ、唇色暗い
【分析】 寒邪により気血流れが停滞する
【立法】 温経通絡
【食薬】 補益類・活血化瘀類

黄帝が天下を治めるようになって、まず解決したのは食の問題でした。 「史記」には五帝本記には「黄帝藝五種、撫万民」(黄帝は食物の種類を豊富にして、民衆の生活を安定させた)『淮南子(えなんじ)』には「黄帝作竈」(黄帝はかまどを作った)とあり、『古史考』には「黄帝作釜甑」(黄帝は煮物鍋と蒸し鍋を作った)、「黄帝始蒸穀為飯、烹穀為粥」(黄帝は、穀物を蒸してご飯を作り、粥を作った)という記述があります。
