緑茶

龍井茶

【材料】
龍井茶(白毫銀針あるいは君山銀針) 3g
湯 400ml

【作り方】

  1. 100mlの湯を急須に入れて、温めてから捨てる。
  2. 茶葉を入れて、湯を注ぎ、1~3分間を蒸らす(蓋はいらない)。

【解説】
 緑茶の代表は龍井茶で、中国第一茶といわれるほど有名なお茶です。 龍井茶は茶葉を陰に干し、揉み、軽く煎る加工により作られた非発酵茶で、自然な風味が残っているため清熱解毒、清心瀉肝などの作用があります。 夏の季節、熱がりの体質、熱性の病気にお勧めのお茶です。
 白茶には白毫銀針があります。 これは茶葉が銀色のうぶ毛のようなものが多いです。 黄茶には君山銀針があります。
 お茶の色は黄色白茶や黄茶は軽く発酵されますが、作用は基本として龍井茶と同じように考えて使ってよいです。

緑豆薄荷茶

体をやや冷やす働きがあるので、夏の暑さ・めまい・のどの痛みと渇き・
目の赤み・多汗・かゆみ・夏バテ・うつ状態の改善が期待できます

緑豆薄荷茶(夏)

【材料】
緑豆 30g
薄荷 3g
水 3カップ

【作り方】
水が沸騰したら緑豆を入れて5分煎じます。
ティーバックに入れた薄荷を加えて火を止め、しばらく蒸らします。
濾して冷ましてから2~3回に分けて飲みます。
残った緑豆は米と合わせて、お粥を作ることができます。

【効能】
緑豆 : 身体をやや冷やす性質を持ち、甘味があります。 心と胃に作用しやすく、夏の暑さから体を守り、体の熱・汗・のどの渇きを取り除きます。
薄荷 : 体をやや冷やす性質を持ち、辛味があります。 肝と肺に作用しやすく、春・夏の暑さから体を守り、発熱・めまい・汗・のどの痛みと渇き・目の赤みを取り除きます。 香りにより、うつ状態の改善が期待できます。