鶏つくね きのこパプリカソテー

脾の働きを温めて促進し、湿を取り除きます。

鶏つくね きのこパプリカソテー

【材料(4人分)】
鶏ももひき肉 320g
にんじん 40g
とうもろこし 40g
はと麦 40g
葱 20cm
生姜 10g
塩・胡椒 少々
溶き玉子 1/2個
片栗粉 大さじ1
油 小さじ4
しめじ 1パック(約100g)
パプリカ(黄色) 1/2個

A :
はと麦の煮汁 大さじ4
醤油 大さじ2
みりん 大さじ2
酒 大さじ1
唐辛子 1/2本
すりおろし生姜 10g
シナモン(粉) 0.25g

B :
塩 小さじ1/3
酒 大さじ1

【作り方】

  1. はと麦は一晩水に浸けて、20~30分茹で、柔らかくなったら室温に冷ます。
    唐辛子は水に浸けて種を除いてみじん切りにしておく。
    にんじんと葱はそれぞれみじん切りにしておく。 生姜はすりおろしておく。
    パプリカは長さを半分にして、1cm弱の幅に切る。 しめじは根元をとり、ほぐしておく。
    AとBはそれぞれ合わせておく。
  2. 鶏ひき肉に塩、胡椒、玉子を入れて練り、片栗粉を加え、にんじんと葱、とうもろこし、はと麦を合わせてさっくり混ぜて8等分にして小判型にしておく。
  3. フライパンに油小さじ2を入れて火をつけ、しめじ、パプリカ、Bを加えて炒め、取り出しておく。
  4. 同じフライパンに油小さじ2を入れて火をつけ、2を入れ焼き色がついたらひっくり返して蓋をして焼く。
  5. 両面に焼き色がついたら、ペーパーでさっと油をふき取り、Aを入れて煮絡めていく。
  6. 器に盛りつける。

【効能】
鶏肉 : 甘、平(温)/脾胃/補中益気(脾胃の機能を高め、疲れ、食欲不振を改善)、補精添髄(精気を補い、虚弱体質、やせすぎ、汗、産後の乳汁不足、手足に力が入らない症状を改善)、降気止逆(胃気を下降し、咳、げっぷ、しゃっくりを止める)
にんじん : 甘、平(微温)/肺脾胃肝/健脾化滞(消化機能を活発にして食欲不振、下痢、便秘を改善)
とうもろこし : 甘、平/ 脾胃大腸肝腎膀胱心小腸/利湿(利尿を促し、むくみや尿が出にくい症状を改善)、健脾益肺(消化機能を整え、疲労感、膨満感、食欲不振を改善)
はとむぎ : 甘淡、微寒/肺脾胃/利水滲湿(利尿作用により、むくみ、下痢を改善)、健脾補肺(消化機能を高め、水の代謝を促進して食欲減退、痰が多い症状を改善)
椎茸(しめじ) : 甘、平/胃/補気益胃(胃の機能を高め、脾胃虚弱の食欲不振、胃痛、げっぷ、嘔吐を改善)
パプリカ : 辛、温/心脾/温中散寒(内臓を温めて腹部の冷えを除き、食欲不振、消化不良、嘔吐、下痢を改善)
葱 : 辛、温/肺胃/散寒通陽(冷えによる腹痛、下痢を改善)
生姜 : 辛 、微温/肺脾/温胃止痛(脾胃を温め、胃の冷えや痛み、食欲不振、嘔吐を改善)
唐辛子 : 辛、熱/心脾/温中散寒(内臓を温め、腹部と胸と背中の冷えや痛みを除く)、健脾消食(消化機能を整えて食欲不振、消化不良を改善)
肉桂(シナモン) : 辛甘、大熱/腎脾肝心/補火助陽(陽虚の冷え、むくみ、勃起不全、生理不順、下痢、喘息、動悸、不眠を改善)、温暖脾胃(脾胃を温めて食欲低下、胃の冷痛を改善)、温通経脈(温めて、閉経を改善)、去寒止痛(生理痛、関節・筋肉の痺れと痛みを改善)
酒 : 甘辛苦、温/心肝肺胃/活血行気(血の流れを促進して気を巡らせ、胸の痺れや手足の冷えを緩和)、散寒止痛(冷えを除いて関節痛、筋肉痛、腹痛を改善)

 

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北京中医薬大学校友座談会

 IT産業の発達により、距離感がなくなった感じがしませんか? どんなに遠くても携帯電話を通じて話せるし、相手が見えます。 特に今回のことです。

 去る5月27日に北京市政府が「第一回海外華僑華人中医薬大会」を開催することになりました。 連絡・審査・通知の全ては携帯電話の「微信」(Wechat)*で行っています。 *LINEのようなもの。 

 出発するちょっと前に、ロンドン在住の名前を知らない後輩から”5月27日の午後、大学側から「北京中医薬大学海外校友座談会」を開きたい、出席をお願いします” という連絡が入りました。 飛行機は13時頃北京に着くので、遅れて出席することにしました。

 予想通り、30分間ほど遅刻して会場に入りました。
 大学側から呉建偉書記、靳琦副書記、国際交流与合作処張立平処長、校友会の王明来副会長兼秘書長、閻興麗副秘書長と何人かの職員が参加し、イギリス・ドイツ・スペイン・イタリア・スイス・スウェーデン・アメリカ・日本・南アフリカから13名が出席しました。IMG_6561

 校友会の王明来副会長は、卒業生が海外で中医薬を広げるために努力したこと、母校の学術と文化を伝播したことに対し、感謝の意を述べました。

 呉建偉書記は、”卒業生は学校の名刺で、母校の仕事の延長線”だと仰いました。 卒業生が取得した成績と成果はすべて母校の誇りです。 ”大学はいつまでも卒業生の強靱な後ろ盾となり、卒業生を支援する”という話でした。

 また、近年来の大学の教育改革・学科発展・国際交流などについて紹介がありました。 今年、大学は60周年なので、海外の卒業生に呼び掛け、母校に戻って一緒にお祝いし、母校が世界一流の大学になるように努力するよう奨励されました。

 張立平処長は大学の国際化の成果とこれからの戦略を紹介なさいました。 卒業生の私たちは、母校の目覚ましい成果に誇りを感じ、母校との交流、連絡を望むことを述べました。

 夜、靳琦副書記らが「叙旧・溝通・合作・共贏」の今日のテーマ、”共に北京中医薬大学の精神、最新情報の交流、母校と卒業生の共同課題、母校と共に海外発展”という話題と成果を引き続き中医薬の事業に遂げるよう願い、私たちを招待して美味しい中華料理をふるまってくださいました。

 この日出席した海外の卒業生には、70年代、80年代、90年代の卒業生がいました。 みんなそれぞれの国で診療所を持ちながら大学で中医薬を教えています。 病院を経営し有名な中医師となっています。 所在国の大学病院に勤めています。 また薬局、学校、会社に務めるか、経営しています。 みんな生活が安定し、地元で有名な方となっているそうです。IMG_0045

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御膳房Garden

 御膳房グループの1つ。 東急プラザ銀座にあります。 本草スタッフが納涼会でお邪魔させていただきました。

 御膳房初の試み・レストランバー・スタイルのお店。 美味がここにありというコンセプトでオーガニックの食材を使っていらっしゃるとのこと。  御膳房さんは、様々な珍しいきのこの薬膳鍋が有名です。 北京ダックや酢豚などもあります。

 


御膳房

 

●営業時間●
11:00~23:00 (L.O. 22:00)

●定休日●
年中無休

●アクセス●
〒104-0061東京都中央区銀座5-2-1東急プラザ銀座11-J

●TEL●
03-6264-5228

クレジットカード 可

●総席数●
78 席 (個室2室、18名)

 

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