美肌

★はり・透明感・艶・きめ細かさ★
☆NO しみ NO そばかす☆

49f5b04a49616dded6494498f5159b22_s

お肌の潤いや美容は五臓の働きによって保たれています。
五臓が健康なら、肌にはり・艶が出て、顔色も良くなります。

______。o*★*o。_____

五臓と肌の関係

肝:

働き:気血のスムーサー、血のダム
顔色:青
象徴:爪
肌・髪の色:明るい、顔色が青い
異常:目の周囲が暗い、しわ、白髪

心:

働き:血のポンプ、血液の巡り
顔色:赤
象徴:顔
肌・髪の色:艶があり血色がよい
異常:顔色がよくない、蒼白

脾:

働き:営養の運び人、四肢と筋肉を司る、水のスムーサー
顔色:黄
象徴:唇・肌肉
肌・髪の色:あかるい、唇の艶と血色がよい
異常:顔色萎黄、肌のきめが粗い、浮腫

肺:

働き:気を司る、呼吸を司る、全身を滋養
顔色:白
象徴:皮毛
肌・髪の色:潤いがある
異常:肌と毛髪の荒れ、乾燥

腎:

働き:精の蔵、水を司る、顔の美容を保ち、骨髄を補う、水の代謝が順調
顔色:黒
象徴:髪
肌・髪の色:艶とはりがある、黒髪、若さを保つ
異常:しみ・しわ・肌が黒くなる、白髪・ハゲ・歯病・浮腫

______。o*★*o。_____

季節による肌トラブルの主な原因

春:

風邪
頭頚部と肌を損傷しやすい季節
にきび・かゆみ・痺れなど

梅雨:

湿邪
身体が重たい感じと排泄物の混濁状態(重濁)と粘りなど
にきび・あせも・湿疹・しみ・化膿症など

夏:

暑邪・火邪
火熱の特徴で水分が消耗
顔色が赤くなり乾燥、あせも、瘡瘍

秋:

燥邪
身体の水分を消耗
肌・唇・毛髪の乾燥、肌のかゆみ

冬:

寒邪
陽気を損傷し気血の流れを阻滞
経絡や筋脈が痙攣を起こし、顔色不華
しもやけ、肌つやが悪くなり乾燥

______。o*★*o。_____

美肌は五臓と関連が密接
食養生では五臓を養うことが重要

 

補気養血 : 気を補い血を養います。 顔色不華・しわ・むくみ・かゆみなどの改善に。

うるち米・もち米・栗・大麦・長芋・ほうれん草・にんじん・豚肉・豚の皮・スペアリブ・骨付き豚もも肉・鶏肉・いか・ライチ・葡萄・龍眼肉

滋陰温陽 : 陰を滋養し陽を温めます。 青白い顔色・頬赤・皮膚の乾燥・つやのない毛髪などに。

韮・銀耳(白きくらげ)・胡桃・羊肉・すっぽん・牛乳・貝類・なまこ・海老

涼血止痒 : 血に熱がこもるとかゆみの症状が現れます。 血熱を冷やすとかゆみが緩和されます。  かゆみ・にきび・赤みなどの症状に。

れんこん・へちま・苦瓜・スベリヒユ・青梗菜・金針菜

清熱解毒 : 身体に熱がこもると皮膚に紅赤・かゆみなどの熱毒症状が現れます。 熱を冷やし、毒を取り除きましょう。

白菜・セロリ・きゅうり・蒲公英・大豆もやし・緑豆・豆腐・緑茶

去湿消腫 : むくみの原因は水湿の停滞。 湿を取り除きましょう。 黄色っぽい顔色・むくみ・化膿など慢性化した症状に。

はと麦・とうもろこし・冬瓜・昆布・さくらんぼ・スベリヒユ・そら豆

理気活血 : 血瘀状態により気も停滞。 気の巡りを促進し血の流れを良くします。 皮膚の慢性症状である乾燥・肌荒れ・華がない顔色・瘢痕などに。

青梗菜・くわい・なす・そば・なた豆・大根・オレンジ・ジャスミン・桃仁・山楂子・玫瑰花・酢・酒

 

follow us in feedly

きゅうりと百合根の和え物

熱を取ることで精神を安定させかゆみを止める「清熱安神止痒」により、
風熱・血虚風燥の赤み・かゆみの改善が期待できます

20160202_160835

【材料(4人分)】
きゅうり 1本
百合根 1個
にんじん 10g
塩・ごま油 各少々

【作り方】

  1. 百合根を1枚ずつ剥がして洗う。
  2. きゅうり、にんじんは薄切りにする。 にんじんと百合根はそれぞれさっと茹でる。
  3. 2を塩、ごま油で味つけする。

【効能】
きゅうり : 微寒甘平/清熱解毒・利尿通便
百合根 : 微寒甘/心肺/清心安神・潤肺止咳

1人分 34 Kcal : たんぱく質 1.1 g/脂質 0.5 g/Ca 9.9 mg/Nacl 0.6 g

 

follow us in feedly

女性のカラダ⑤―妊娠中期~後期

116844

 妊娠中期から末期にかけては(3か月~)胎児が必要とする栄養が日々増加するため陰血が相対的に不足し、気血の調和を失いやすく、血虚胎熱という症状が出やすくなります。 胎児が大きくなるにつれて、頭部が下に移動し、膀胱や直腸が圧迫され、頻尿や便秘、下肢のむくみなどが現れることがあります。 また妊婦さんによっては、臍下の正中線や外陰部の色素が濃くなったり、顔面の鼻や頬の両側に黒褐色の斑ができたり、腹壁・乳房・大腿内側の皮下に裂紋のような斑紋(妊娠紋)が現れることがあります。

 安定期を過ぎると、今度は早産のリスクが生じます。 また、この時期に心配なのが妊娠中毒症。 短期間での体重増加や下肢のむくみ、高血圧などの症状があれば、早めにお医者さんに相談しましょう。

 簡単なケア方法は以下の通りです。

  • むくみ* : 足を高くする、あずき・とうもろこし・金針菜・冬瓜・鯉を食べる
  • 高血圧 : 塩分を控える、セロリ・トマト・りんご・マコモを食べる

 *むくみは中医学で「水腫」といい、津液代謝異常です。 からだの余分な水分をデトックスしてあげましょう。

 妊娠9か月を過ぎれば、少し早めに生まれても赤ちゃんは元気に育つ時期に入ります。 10か月に入り、赤ちゃんの頭が骨盤の中に入ってきて胎動が少なくなったら、あと少しで生まれるサインです

 

follow us in feedly