長芋と栗の炊き込みごはん

腎気と同時に脾胃を補います

長芋と栗の炊き込みごはん

【材料(4人分)】
米 1.5カップ
もち米 0.5カップ
長芋 100g
栗 100g
生姜 3g
紹興酒 大さじ1

【作り方】

  1. 米、もち米はといで、分量の水に浸しておく。
  2. 生姜はみじん切り、長芋は1.5cm角切り、栗は4等分位に切る。
  3. 1に長芋と栗、酒を加えて炊く。 出来上がりに生姜を混ぜる。

【効能】
もち米 : 温甘/脾胃肺/補中益気
長芋 : 平甘/脾肺腎/補脾益肺・養陰固精
栗 : 温甘/腎脾胃/補腎強筋・健脾止瀉・活血止血

1人分 347 kcal : たんぱく質 6.3 g/脂質 0.9g/Ca 15.0 mg/Nacl 0.0 g

 

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長芋と栗の炊き込みごはん

レバーのブラウンシチュー

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【材料(4人分)】
豚レバー 200g
じゃがいも 2個
にんじん 1/2個
龍眼肉 20g
大棗(なつめ) 4個
玉ねぎ 1個
デミグラスソース 1缶
トマトケチャップ 大さじ1
赤ワイン 100ml
水 300ml
牛乳 50ml
バター 大さじ1
塩胡椒 少々

【作り方】

  1. レバーはよく水で洗い、牛乳に浸し臭みを取る。
  2. 玉ねぎはくし切り、じゃがいもは角切り、にんじんは乱切りにする。
  3. 厚手の鍋にバターを入れ、そこに牛乳を軽くふきとったレバーを入れて塩胡椒をし、焼く。
  4. さらに玉ねぎ、にんじんを入れ、しんなりするまで炒める。
  5. そこへ赤ワインと水を入れて沸騰させあくを取る。
  6. 龍眼肉、大棗を入れふたをして材料がやわらかくなるまで煮込む。
  7. さらにじゃがいも、デミグラスソース、トマトケチャップを入れて煮込む。
  8. じゃがいもがやわらかくなったら火を止める。

【効能】
豚レバー :
性味 : 温甘苦
帰経 : 肝
補血 : 肝血を補い、肝血虚の視力低下、夜盲症などの目の症状を改善し、貧血やめまい、営養不良、母乳量が少ないなどの症状を改善させる。

にんじん :
性味 : 平(温)甘
帰経 : 肺脾胃肝
養血益肝明目 : 血を養い、肝気を益し、目を養う。
健脾化滞 : 脾の機能を助け、消化を促す。

じゃがいも :
性味 : 平甘
帰経 : 脾胃大腸
補気健脾 : 脾の機能を助け、気を補って食欲増進する。

龍眼肉 :
性味 : 平甘
帰経 : 心脾
養心血、安神 : 心血を養う。 精神を安定させ、不眠、めまい、動悸などを改善する。
補脾気 : 脾を補い、気を益す。

大棗 :
性味 : 微温甘
帰経 : 脾胃心肝
補脾和胃 : 脾胃を補い、倦怠感、食欲不振、泥状便などを改善する。
養営安神 : 営血不足による不眠、不安感などを改善する。

 

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板栗焼鶏  ZGYSYJH/T4―2015

栗と鶏の醤油煮込み
―健脾補腎―

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【材料】
板栗(栗) 300g
枸杞子(くこの実) 50g
白豆蔲(カルダモン) 20g
胡椒 10g
塩 少々(3~5g)
紹興酒 15g
醤油 少々(10g)
鶏 1羽(約1200g)
葱白(白ねぎ) 9g
姜丝(千切り生姜) 9g
淀粉(片栗粉) 15g

【作り方】

  1. よく洗って乾かした鶏から骨を除き、3cmくらいの大きさに切る。

  2. 栗は洗って乾かしておく。 ねぎは斜め切り、生姜はスライスにしておく。

  3. 油を入れた鍋に栗を入れ、6分ほど焼き色がつくまで焼いて、いったん取り出す。

  4. 鍋底に残った油でねぎと生姜を熱して香りを出し、鶏を入れ、水気が飛ぶまで炒める。

  5. 紹興酒、水、塩、醤油を加え、8分程弱火で炒め、いったん取り出した栗、枸杞子、白豆蔲を入れて、鶏肉が柔らかくなるまで煮込み、最後に胡椒を加えて片栗粉でとろみをつける。

【注意事項】
栗を早く入れ過ぎると煮溶けてしまいます

【適応】
食欲不振、息切れ、力がない、腰痛、冷え症など
健康な方の食養生にも

【禁忌】
消化不良、陽虚火旺のひとは少なめに
下痢のひとは慎重に
糖尿病患者は食べてはいけません

中国薬膳研究会標準 : ZGYSYJH/T4―2015

 

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