鮒(ふな)とえんどう豆のスープ

♀授乳中のママさん応援レシピ♀ 
イライラしたり、ため息が多くて
母乳が出にくい気鬱タイプにお勧め‼

【 材料(2人分)】
鮒             500g
えんどう豆         30g
乾燥らっきょう       15g
通草(乾燥したアケビのつる)20g
万能ねぎ          1本
生姜薄切り         5枚
片栗粉、サラダ油、塩    少々

【 作り方 】

  1. 通草(つうそう)、らっきょうを水1000㎖に30分間浸ける。蓋をして火にかけ、20分間煎じて漉す。万能ねぎは小口切りにする。
  2. 鮒はうろこを取り除き、エラと内臓を取り出してきれいに洗う。キッチンペーパーで鮒の水気を取り、身に切れ目を入れ、片栗粉を軽くふる。
  3. 熱した深い鍋にサラダ油をひき、2を両面に焼き色がつくまで焼く。
  4. 3に1の濾した液と生姜を入れる。再び火にかけ沸騰したら弱火で30分間ほど煮る。えんどう豆を加えて5分間煮て、塩で味を調えてから万能ねぎを散らす。スープの色が乳白色になるとよい。

※らっきょうは生のものでも代用可能です。生の場合は4で加え煎じます。
※鮒は鯉(こい)でも代用可能です。通草は入れなくてもかまいません。

薬膳素材(例えばクコの実・棗など)は購入できます。
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春♪名古屋教室が新規開校しました

桜が満開の4月は入園、入学、入社の時期になり、東風に乗って世の中は忙しく、「生気盎然」-春の息吹が満ち溢れています。

今年から新しく名古屋教室を設置しました。月初の東京本校の中医薬膳師平日コースの開講に続き、名古屋教室、大阪教室、福岡教室、東京本校土日コースも順調に開講いたしました。

2002年に本草薬膳学院が開校してから間もなく、勝本海詠先生(故人)と相談し、中部校を開校していたことがありました。中部校を開校してから5年間、多くの卒業生を送り出しましたが、諸般の事情でやむをえず休校しておりました。今回の名古屋教室の講師の一人はその時の中部校1期の卒業生です。天国にいらっしゃる勝本先生にやっと良いご報告ができました。

健康志向が高まり、世の中に薬膳という言葉が普及されるにつれて、中医学や薬膳学を勉強したい方が増え、各地に薬膳に関する教室も増えてきています。薬膳教室の競争が激しくなっている昨今、新しく設置した名古屋教室も順調に開講でき、とても嬉しく思っています。

本学院を選んでくださった学生の皆さま、ありがとうございます。
中医薬膳学の専門家を目指して頑張ってください‼

 

 

今年も薬膳の仲間が増えます

週末の東京の繁華街―銀座、京橋、東京駅の周辺にはいつも急いでいるスーツに革靴のサラリーマンと、サラリーウーマンの姿は見当たらず、ほとんどは家族連れや恋人同士、白髪のご夫婦ばかりで、銀座に向かってゆっくり歩いていくのが目に入ります。

そんな静かになった東京の会議室で、今年の国際薬膳師(士)の試験が14日の土曜日と15日の日曜日の二日間で行われました。

土曜日の試験は無事に終了しましたが、土曜日の夜中から日曜日にかけて強風と大雨になってきて、試験官の先生方も受験生も無事に会場へ着くかどうか、一晩中ずっと心配していました。

日曜日の朝、家から早く出て、嵐のような風に傘は折れ、ズボンは足の付け根まで濡れ、靴にも雨水が入って最寄り駅に着くまでにびしょびしょになってしまいました。電車を降りると、八丁堀は風も雨もあまりなくてびっくりし、嬉しくなりました。

悪天候の影響はなく、時間通り試験官も受験生も無事会場に着きました。ホッとしました!

二日間の試験は順調に行われました。受験生の皆さま、関わった先生方、大変お疲れさまでした。
各地に戻って、ゆっくり休んでください。

国際薬膳師(士)に合格された皆さま、おめでとうございます‼
また、追試を受ける皆さま、引き続きがんばってください‼