豆腐の竹葉(ちくよう)煮

熱を取り除き、津液を生じさせます。
暑くて寝苦しい今の時期や、
陰虚火旺・肝火上炎・痰熱内擾の不眠にお勧め!

豆腐の竹葉煮

【材料(4人分)】
豆腐 1/2丁(200g)
竹葉     10g
じゅんさい   100g
ミニトマト(赤・黄色)8個
ごま油   小さじ1/2
塩・片栗粉 各少々

【作り方】

  1. 豆腐を9等分の大きさに切る。
  2. 竹葉は水2カップに入れ15分間浸け、10分間煎じてから濾す。
  3. ②の薬汁を沸騰させ、トマトを湯通しする。
  4. ③の薬汁に豆腐を入れて15分程煮てから塩を加え、片栗粉でとろみをつける。
  5. じゅんさい・トマト・ごま油を加え塩で味を調える。

【効能】
豆腐 : 寒、甘/脾胃・大腸/清熱解毒・益気和中・生津潤燥
竹葉 : 寒、甘・淡/心・脾胃・小腸/清熱除煩・生津利尿
じゅんさい : 寒、甘/清熱解毒・下気止嘔
トマト:微寒、甘・酸/肝・脾胃/生津止渇・健胃消食

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鶏ときのこの炊き込みご飯

気を補って、臓腑の働きを促進させます!
気虚体質にお勧め‼

【 材料(4人分) 】
米2合
椎茸、しめじ茸、えのき茸各1/2パック 
にんじん1/2本 
鶏もも肉80g   
A:塩小さじ1/4 みりん、酒、醤油各大さじ1   
B:酒小さじ1/2 醤油小さじ1/2 おろし生姜小さじ1/2
C:みかんの皮(乾燥)4g 酒大さじ1

【 作り方  】

  1. 米はといで、半量の水に浸けておく。しめじ茸は石付を取り、ほぐしておく。えのき茸は石付を取り、半分の長さに切ってほぐしておく。椎茸は石付を取り、薄切りにする。にんじんは2cm長さの短冊切りにしておく。Cのみかんの皮は酒で戻して、白い部分を取り除き、細切りにしておく。
  2. 鶏もも肉は1㎝角に切って、Bで下味をつけておく。
  3. 水150mlとAを鍋に入れ、きのこをさっと煮て、煮汁と具に分ける。
  4. 煮汁を炊飯器に入れて水加減をし、きのこ、にんじん、鶏肉を加えて、米を炊く。
  5. 炊き上がったら、陳皮を入れて混ぜ合わせ、蒸らす。

【 効 能  】

粳米:甘、平/脾、胃/補中益気・健脾和胃:脾胃の機能を高め、疲れ、食欲不振を改善
椎茸(しめじ、えのき):甘、平/胃/補気益胃:胃の機能を高め、脾胃虚弱の食欲不振、胃痛、げっぷ、嘔吐を改善
鶏肉:甘、平(温)/脾、胃/補中益気:脾胃の機能を高め、疲れ、食欲不振を改善/補精添髄:精気を補い、虚弱体質、やせすぎ、汗、産後の乳汁不足、手足に力が入らない症状を改善/降気止逆:胃気を下降し、咳、げっぷ、しゃっくりを止める
にんじん:甘、平(微温)/肺、脾、胃、肝/健脾化滞:消化機能を活発にして食欲不振、下痢、便秘を改善
陳皮(みかんの皮):辛・苦 、温/肺、脾/理気調中:気の巡りを整え、膨満感、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢を改善/燥湿化痰:身体の余分な水分を乾燥させて、痰を除き、胸苦しさを改善

薬膳素材(例えばクコの実・棗など)は購入できます。
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