当帰入り牛肉スープ

牛肉は脾胃を補って気血を養い、筋や骨を強化し、補腎します。当帰、にんじんは血を養い、山薬、椎茸は牛肉の補気作用を強化します。山楂子は消化と血の流れを改善するだけでなく、肉を柔らかく煮上げる効果もあります。

【 材料(2人分)】

牛すね肉(塊)  200g
当帰    3g
山楂子  2g
山薬    20g
蓮根    30g
にんじん        30g
干し椎茸        2枚
からし菜        1株
紹興酒  大さじ2
醤油    大さじ1
塩      適量

【 作り方 】

  1. 牛すね肉は3cmほどの角切りにする。鍋に お茶パックに入れた山楂子、当帰と牛すね肉、山薬、紹興酒、水1000mlを加えて、肉が柔らかくなるまで弱火で2時間ほど煮る(1時間ほど煮たらパックは取り除く)。
  2. 蓮根は縦4等分に切り2cm幅に切る。にんじんは厚さの1cmいちょう切り、干し椎茸は水で戻し、半分に切る。からし菜は2cm幅に切る。
  3. 1の肉が柔らかくなったら、からし菜以外の2の野菜と塩・醤油を加えて弱火で煮込み、野菜に火が通ったら 味を調えてからし菜を加えて煮る。

薬膳素材(例えばクコの実・棗など)は購入できます。
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牛肉の五香粉蒸し

牛肉は気血を補い、身体を強壮にします。五香粉・ねぎ・生姜・にんにく・豆板醤(唐辛子)はどれも辛味・温性で、身体を温めて陽気を巡らせます。寒さから身体を守るレシピです。

【 材料 】
牛肉(モモ、カルビなど好みで)   120g 
ねぎ      10g
生姜・にんにく  各 2g
五香粉     小さじ1/4
上新粉      大さじ1
A:
料理酒、豆板醤    各小さじ1
醤油、砂糖        各小さじ1/4
甜面醤        大さじ1/2
鶏がらスープ        大さじ1

【 作り方 】

  1. 牛肉を1.5cm幅程度の食べやすい大きさに切り、Aをよく混ぜ合わせたものに30分ほど漬けて下味をつける。
  2. みじん切りにしたねぎ、生姜、にんにくをに加えて混ぜてから、五香粉と上新粉も加えてよく混ぜる。
  3. セイロの底にクッキングシートを敷き、蒸気が通りやすいよう牛肉をふんわりと盛る。
  4. 蒸気の上がった蒸し器で15分ほど強火で蒸す。蒸しあがったら白髪ねぎ(分量外、飾り用)を添える。

※五香粉は、八角茴香(スターアニス)、肉桂(シナモン)、丁香(クローブ)、花椒、陳皮を合わせた香味スパイスです。肉桂、八角茴香、陳皮各2に対し、丁香、花椒各1の割合で合わせ、ブレンダーなどで粉末にします。

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