あさりとセリのちらし寿司

気を補い血を養って余分な熱を取り、陰陽のバランスを整えます

あさりとセリのちらし寿司②

【材料(4人分)】
米 2カップ
にんじん 50g
あさり 300g(殻付き)
セリ 1束
食用菊 2個
干し椎茸 3枚(A : 浸し汁1カップ しょうゆ・砂糖各大さじ1)
山梔子 2個
合わせ酢 : 酢 大さじ3  砂糖 大さじ1  塩 小さじ1

【作り方】

  1. 山梔子は水2カップにつけ、30分位してから、半量になるまで煎じ冷ましておく。
  2. あさりは殻をこすり洗いし、水をひたひたに加え、酒大さじ1を加え火にかけ、口が開いたら取り出し、身をはずしておく。 汁は濾しておく。
  3. 干し椎茸は水でもどし、千切りにしAで煮る。 にんじんは千切りにし、水と酢と塩少々で煮ておく。
    菊花は酢水で茹でておく。 セリは茹でて3cm位に切る。
  4. 釜に米とあさりの濾した汁と山梔子の煎じ汁を入れて炊きあげ、合わせ酢で和え酢飯を作る。
    下ごしらえした具をさっくり混ぜる。

【効能】
うるち米 : 平甘/脾胃肺/補中益気
干し椎茸 : 平甘/胃/補気益胃
にんじん : 平甘/肺脾/養血益肝
あさり : 寒甘鹹/肝腎脾胃/清熱潤燥
菊花 : 微寒辛甘微苦/肝肺/疏風清肝
セリ : 涼辛甘/肺胃/清熱涼血
山梔子 : 寒苦/肝心肺胃三焦/清熱除煩

1人分 337 Kcal : たんぱく質 8.6 g/脂質 0.8 g/Ca 44 mg/Nacl 2.2g

 

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桑菊茶

春の発熱・のどの痛みと渇き・目の赤み・かゆみ・春ののぼせとめまい・花粉症に

桑菊茶

【材料(2~3回分)】
桑の葉 3g
菊花 6g
生甘草 2g
水 2.5カップ

【作り方】
甘草を水で15分煎じ、桑の葉、菊花を加え沸騰したら火を止めて5分ほど蒸らす。
濾して2~3回に分けて飲む。

【効能】
桑の葉 : 体を冷やす性質を持ち、苦味と甘味があります。
肺と肝に作用しやすく、春かぜ・春ののぼせとめまい・のどの渇き・目の赤みとかゆみの改善が期待されます。
桑葉は桑の木の葉です。

菊花 : 体をやや冷やす性質を持ち、辛味・苦味・甘味があります。
肝と肺に作用しやすいので、春かぜ・発熱・のどの痛み・目の赤みとかゆみ・春ののぼせとめまいの改善が期待されます。
杭州の黄菊花、滁県の白菊花を使います。

生甘草 : 平和な性質(身体を温めたり冷やしたりする作用がないこと)を持ち、甘味があります。
心・脾・肺・胃に作用しやすく、生(乾燥しただけのもの)で使うと発熱・皮膚の赤み・腫れ・吹き出物の改善が期待できます。

 

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