いかとせりの枸杞酢飯

陰血と気を養い、陽気の上昇を抑えて肝の働きを安定。
陽気が上昇しやすい、暑がりでのぼせやすい方にお勧め★

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【材料(4人分)】
米 2合
生食用ヤリイカ 1パイ(約180~200g)
醤油 小さじ1
せり 1/3束
卵 1個
油 少々

A
だし昆布 5cm角
酒 大さじ1

合せ酢
枸杞酢 大さじ2
砂糖 小さじ2
塩 小さじ1/2
※枸杞酢 : 枸杞子16gを米酢大さじ4に前日から漬ける。

手酢
 酢・水 各大さじ2

【作り方】

  1. 米をとぎ、水気をきる。 Aと水を合わせて米と同量にして炊く。
    枸杞酢は枸杞の実をザルに上げておき、酢に調味料を入れてよく混ぜ、合せ酢を作る。
    手酢も作っておく。
  2. 錦糸卵を作る。 卵を割りほぐし、フライパンに薄く油をひいて薄焼き卵を作る。
    取り出して粗熱がとれたら、3~4cm幅に切ってから、細く切る。
  3. いかは足と内臓を引き抜いて、皮をむき、長さ3~4cm幅5mmの細切りにして、醤油をかけておく。
    (足と内臓は使いません) せりは茎を5mm位に切る。 葉は飾り用に粗く刻んでおく。
  4. 手酢ですし桶の内側をしめらせておく。
    米が炊けたらすし桶にあけ、合せ酢を加えて切るように混ぜ、せりの茎、枸杞の実、いかを入れてさっくり混ぜる。 器に盛って錦糸卵、せりの葉を飾る。

【効能】

粳米 : 甘、平/脾胃/補中益気・健脾和胃(脾胃の機能を高め、疲れ、食欲不振を改善)
いか : 鹹、平/肝腎/養血滋陰(血を養い、貧血、閉経、出血、おりものなどを改善)
卵 : 甘、平/心肺脾肝腎/滋陰潤燥(陰液を補って、乾燥症状を改善し、空咳やのどの渇きを止める)
枸杞子(くこ) : 甘平/肺肝腎/滋陰肝腎(陰液を補って、陽気の上昇によるめまい、ふらつきを改善)
せり : 甘辛、涼/肺胃/清熱利尿(熱を取り、利尿させる)

 

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春野菜の吉野煮

肝と脾胃を補い、陰陽のバランスを整えます

春野菜の吉野煮

【材料(4人分)】
長芋 150g
グリーンピース 100g(豆のみ)
たけのこ 100g
黒きくらげ 5g
干し貝柱 2個
生姜 5g
葛粉 大さじ1強
紹興酒 小さじ1
塩 少々

【作り方】

  1. 干し貝柱は水につけておき、ほぐす。 黒きくらげは水で戻し、石づきは取る。 たけのこ・長芋は薄切りにしておく。
  2. 鍋に貝柱とつけ汁と水3カップを入れ、煮立ってきたら筍・長芋・黒木耳を加え、再度煮立ったらグリーンピースを加え、塩で味付けし、葛粉を溶きとじる。 生姜の絞り汁を入れる。

【効能】
長芋 : 平甘/脾肺腎/補気養陰(長芋をスライスに切り、乾燥させたものを中薬の山薬という)
グリーンピース : 平甘/脾胃/健脾益気
たけのこ : 寒甘/大腸/清熱化痰
黒きくらげ(きくらげ) : 平甘/胃大腸/涼血止血
ほたて : 平甘鹹/肝脾胃腎/滋陰健胃

1人分 124 Kca : たんぱく質 9.7 g/脂質 0.1 g/Ca 92.0 mg/Nacl 0.0 g

 

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ミント風味の菊花葛湯

体を冷やす働きがあり、のどの赤みや熱っぽい痛み、
目の赤みとかゆみの症状が出たときにお勧め★

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【材料(4人分)】
ミント(乾燥) 6g
本葛粉 20g
フレッシュミント(飾り用) 少々
砂糖 小さじ2
はちみつ 適宜
食用菊 大1個
酢 小さじ1弱

【作り方】

  1. 菊は花びらをちぎって、酢を入れたお湯でさっと茹で、水気を絞っておく。
  2. ミント(乾燥)に湯200mlを注ぎ、5分置いたら茶葉を漉す。
  3. 鍋に葛と砂糖を入れ、少しずつお茶を注いで溶かす。
    火をつけて透明になるまで練ったら火を止めて、1を混ぜる。
  4. 器に盛り、フレッシュミントを飾る。 好みではちみつを加える。

 

【効能】
菊花 : 涼、辛甘苦/肝肺/疎風清熱(春の発熱、頭痛、のどの痛み、目の充血を改善)
葛根 : 涼、辛甘/脾胃/発表解肌(春の発熱、頭痛、首筋の痛みを改善)
薄荷(ミント) : 涼、辛/肝肺/疎風清熱(春の発熱、頭痛を改善)

 

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