中国薬膳研究会第三次全国会員代表大会の報告(北京開催)

去る1月20、21日に中国薬膳研究会第三次全国会員代表大会が北京で開催されました。中国国内、日本、アメリカから202名の方々が出席しました。中国薬膳研究会は国際薬膳師(士)資格の認定を行っている学会で、中国国務院・科学技術部・国家中医薬管理局の委託により薬膳に関する中国の方針、政策を提案して実行する薬膳に於いての最高権威機構です。

午前中は、楊鋭会長が第二次理事会を代表し、主題「不忘所信 開拓未来」の中で5年間の会の歩みについてや会の財務状況を報告しました。引き続き、第三次の理事会を審議し、投票を行いました。そして新しいメンバーによる第三次理事会の第一回理事会を開きました。日本からは辰巳洋氏(本草薬膳学院学院長・日本国際薬膳師会会長)、鷲見美智子氏(本草薬膳学院顧問・日本国際薬膳師会副会長)、海老原英子氏(日本国際薬膳師会副会長・事務局長)の3名が常務理事に選出されました。

私は1999年から中国薬膳研究会に協力し、本草薬膳学院として2002年に正式に契約を交わして「国際薬膳師(士)」の資格認定を始めました。この19年、周文泉元会長、沙鳳桐元会長には暖かく見守っていただき、「本草薬膳学院」と「日本国際薬膳師会」は発展してきました。これから第三次会長の楊鋭氏のもとでさらなる薬膳の普及と教育を頑張りたいと思っています。

中国薬膳界で最も権威のある中国薬膳研究会は中国政府の国家中医薬管理局が直轄し、中国国務院・科学技術部の委託を受け、薬膳の政策や薬膳資格を制定しています。今回の大会にも中国国家中医薬管理局の人事教育司の責任者、北京中医薬管理局の責任者が出席してくださいました。

今年の「国際薬膳師(士)」資格認定試験が間もなく実施されます。受験生の皆さん、体調に気をつけて、がんばってください!