栗きんとん

補腎益気

栗きんとん

【材料(12~13個分)】
生栗 500g
グラニュー糖
(はちみつ)

【作り方】

  1. 生栗をゆでて、熱いうちに半分に切って中身を取り出して、裏ごしする。
  2. 1の30%のグラニュー糖を計って半分を1に加えてよく混ぜ、弱火で練る。
  3. 残りのグラニュー糖を2に入れてさらに練る。
  4. 30gずつ丸め、布巾で絞って形作る。

【効能】
栗 : 温、甘/脾胃腎/補脾止瀉、補腎強筋
砂糖 : 平、甘/脾肺/潤肺生津
はちみつ : 平、甘/脾肺大腸/補中緩急、潤肺止咳

【解説】
あらゆるお菓子の中で最もシンプルで、かつ高級なお菓子としてみとめられています。
薬膳への応用についても、効能と味のバランスを考えて混ぜたり、包んだりしやすいと思われます。

 

★冬の薬膳に使う和菓子に合う食材★

  • 米類
  • もち粟(粟の基本は清熱) :
     もち粟を柔らかく煮て栗きんとんを中あんにする。
    中薬を煮出した液で栗きんとんをゆるめ、柔らかく煮た粟にかけて粟ぜんざいにする。
  • 百合根 : 柔らかく煮た百合根を栗きんとんに混ぜて布巾で絞る。
  • 枸杞子
  • いんげん豆
  • 胡麻
  • 胡桃
  • 果物 : 葡萄
    梨、りんご、キウイ、柿(寒涼の性質を持つため、滋陰清熱の時に選択する。)

 

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