桜えびと生姜のごはん

腎の陽気を補って温める「温補腎陽」は、陽虚による冷え性におすすめ★

桜エビと生姜のごはん2

【材料(4人分)】
釜揚げ桜えび 100g
粳米 2カップ
生姜 20g
紫蘇 8枚

A
酒 大さじ1
塩 小さじ1/4
しょう油 小さじ1

【作り方】

  1. 生姜は針生姜にする。紫蘇は千切りにする。

  2. Aと合わせて水2カップにして、1の生姜を入れて米を炊く。

  3. 器に盛り、桜えびを載せて、紫蘇を飾る。

桜エビと生姜のごはん1【効 能】
えび : 甘、温/肝、腎、脾、肺/補腎壮陽 (腎の陽気を補い、インポテンツ、足腰に力が入らない、冷えを改善)/温陽開胃(温めて脾胃の機能を高め、胃痛、食欲不振を改善)
生姜 : 辛 、微温/肺、脾/温胃止痛(脾胃を温め、胃の冷えや痛み、食欲不振、嘔吐を改善)
粳米 : 甘、平/脾、胃/補中益気・健脾和胃(脾胃の機能を高め、疲れ、食欲不振を改善)
紫蘇 : 辛、温/肺、脾/行気寛中(気の巡りを改善し、胸焼け、嘔吐を緩和)

乾焼奶酥蝦仁(中華風チリチーズフォンデュ)

スパイシーなチーズフォンデュです★

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【材料(4人分)】
A
玉ねぎ(みじん) 50g
にんにく(みじん) 1/2個
生姜(みじん) 5g
長ねぎ(みじん) 大さじ1
豆板醤 小さじ1
カレー粉 小さじ1
サラダ油 大さじ1

B
日本酒 大さじ1
ガラスープ 230cc
トマトピューレ 大さじ1
トマトケチャップ 大さじ1
砂糖 大さじ1
塩 小さじ1/3
生クリーム 大さじ2
とろけるチーズ(みじん) 50g…ボウルに入れ、5分蒸す
水溶き片栗粉 小さじ1

むき芝海老 12尾
アスパラガス 4本
カリフラワー(小口カット) 8個
食パン(6枚切り) 1枚

揚げ衣
卵 1個
水 90cc
小麦粉 100g

【作り方】

  1. 玉ねぎ、にんにく、生姜、長ねぎはみじん切りにしておく。
  2. 海老はボウルに入れ、塩と片栗粉を入れ軽くもみ、その後流水でよく洗い、水分を拭き取り背を伸ばしておく。
  3. アスパラガスは根元を少し切り落とし3等分にする。 カリフラワーは小口に切り分ける。
    食パンは8等分にスティック状に切り、オーブンで焼く。
  4. チリチーズソースを作る。 鍋に油をなじませ、Aを入れ炒める。 その後Bを入れて煮立てる。
    最後に水溶き片栗粉を入れとろみをつける。 ソースが出来たらフォンデュ用の鍋に入れる。
  5. 揚げ衣で海老と野菜を揚げる。 揚がったら焼いたスティックパンと一緒に皿に盛りつける。
  6. チリチーズソースが入った鍋をコンロにのせ、5の食材を添えて完成。

【効能】
えび : 甘、温/肝腎/補腎壮陽、通乳、托毒/インポテンツ、膝腰がだるくて痛む、母乳が少ない、口内炎
アスパラガス : 甘苦、微温/肺心肝腎/滋陰生津止渇、潤燥止咳、殺虫止痒/発熱、のどの腫れや痛み、のどの渇き、便秘、空咳、痰、結核の咳、肺膿、皮膚の乾癬、かゆみ
カリフラワー : 甘、平/腎脾胃/補脾和胃、補腎強筋/消化器の虚弱、疲れ、胸焼け、胃痛、耳鳴り、健忘、発育遅緩
小麦 : 甘、涼/心肺腎/清熱除煩、養心安神、補益脾肺/躁鬱、消渇、下痢

茶と水・器

%e7%85%8e%e8%8c%b6 昔は、茶を飲む時、茶葉を煮てから飲むという煎茶を行いました。 煎茶には「一是弁別、二是水、三是火、四是湯、五是器、六是飲」という六つの要訣があります。

 煎茶の第一要素は水選びです。 水のクラスは、水山の水→川の水→井の水の順番になり、山の水でも鍾乳石から出た水、または流れは緩やかな水は最もよいといわれています。 地域によって、揚子江の南零の水、無錫恵山寺の水、蘇州虎丘寺の水はよいと記録されています。

 今は、水の質を求め、多くの商品が出回っていますが、東京の水道水を使っても問題ないと思います。

 また、煮茶の時には、火と水が必要です。 火は柏・桂・桧のような油の多い膏木を使わず、まず、炭を使い、次は桑・槐・桐・檪を使います。 今はほとんど、ガスかIHを利用していますから、手間のかからないように使いましょう。

 茶器については、中国の江蘇省宜興市産の紫砂壺と湯呑がよく使われています。 土砂で作られ、茶のうまみが最も発揮できる茶器です。 この茶器は、使うほど、茶葉の渋みをまろやかな味に変化させます。 世界に最も影響を与えた茶器は、江西省景徳鎮の青花磁器です。 藍色の山水絵・花・鳥・魚・虫などを描き焼いた上品な茶器です。 ほかには白磁・青磁も有名です。 近年は、茶の色・茶葉の様子を楽しめるように、ガラスの茶器も流行ってきました。 焼けと予防、持ちやすくために二重のガラス杯も出ています。

 薬茶を飲む時は、お好みの茶器を選んで使ってください。 中国の茶器は小さいものが多いので、大き目の茶器をお勧めします。

 また、薬茶は煎じるものが多い、中薬の中に鉄鍋に合わない中薬もあるので、土鍋、ステンレス鍋をお勧めします。 ミキサーも用意してください。