ひらめの香草焼き

血を補い気血の巡りを良くする「補気養血・理気活血」により、気血両虚の生理痛の改善が期待できます

ひらめの香草焼き

【材料(4人分)】
ひらめ半身 4切れ
ディル 適量
生ピーナッツ 20g
青梗菜 1株
オリーブ油 適量
塩・胡椒 各少々

【作り方】

  1. ひらめに塩、胡椒し、みじん切りにしたディルをまぶし1時間程置く。
  2. ピーナッツを軟らかくなるまで煮て塩味をつける。 青梗菜を茹で塩をふる。
  3. 鍋を温めオリーブ油を入れ、ディルの茎を入れ、油に香りを移した後取り出し1を焼く。
  4. 皿に2・3を盛る。

【効能】
ひらめ : 平甘/脾/補虚解毒
ディル : 温辛/肝脾胃腎/温腎散寒・理気止痛
ピーナッツ : 平甘/肺脾/補血止血・補脾潤肺
青梗菜 : 涼辛甘/肺肝脾/散血消腫

1人分 132 Kcal : たんぱく質 17.5 g/脂質 6.0 g/Ca 46.0 mg/Nacl 0.9 g

子宮虚寒タイプ―陽虚シリーズ④

腎の働きが低下したことによる陽虚の体質のために、
子宮の働きが低下して現れる生殖器官の虚弱

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女性は腎陽虚によって子宮虚寒の月経不順・月経痛・不妊症を引き起こしやすいため、冬に薬膳で対応することが大事です。

【症状】
顔色が㿠白、四肢・腰・足の冷え、足腰がだるい、性機能の低下、月経不順、月経痛、不妊症、舌質淡、舌苔白、脈沈・弱

【分析】
腎は正規を貯蔵する働きをもち、体の成長・発育・生殖を促進することによって性器官と性機能を発達させる。 この働きには腎陽の促進と温煦の働きが欠かせない。 腎陽虚によって成長・生殖を促進する働きが低下して性機能が弱まり、子宮が虚弱になって、冷え、月経不順、月経痛、不妊などの症状が現れる。

【立法】
補腎助陽

【食材】
腎経の助陽類 : くるみ・エビ・ナマコ・イワナ・羊肉・鹿肉・熊肉・スズメ
補気類 : 長いも・キャベツ・カリフラワー・長ささげ・白豆・霊芝・栗・鳩肉・豚豆・ウナギ・田ウナギ・スズキ・ナマズ・イシモチ・カツオ・タラ
温裏類 : にら・韮子・花椒
滋陰類 : アスパラガス・白きくらげ・黒ごま・鶏卵・ウズラの卵・烏骨鶏・家鴨肉・豚肉・亀肉・アワビ・カキ・マテ貝・ムール貝・ホタテ貝

【中薬】
腎経の助陽類 : 冬虫夏草・鹿茸・肉蓯蓉・淫羊藿・杜仲・益智仁・莬絲子・蛤蚧・紫河車
補気類 : 紅景天・山薬
温裏類 : 肉桂・乾姜・丁香・小茴香
滋陰類 : 黄精・女貞子・桑椹・枸杞子・亀板

瘀阻経脈タイプ―血瘀シリーズ④

瘀血によって起こる関節痛・筋肉痛が現れやすい

5b8f153338e559176274aedf556437c4_s瘀血によって経絡・血脈が渋滞し、関節痛・筋肉痛が現れやすい体質

【分析】
外傷・運動しすぎ・老化・湿気のある生活環境などが原因となって、寒邪・湿邪が筋肉・関節に停留し、経絡・血脈に侵入し、血流が渋滞して瘀血となる。 また、疾病による半身不随などの後遺症で長期間にわたって体の動きが不自由な状態になると、この体質に変わりやすい。

【症状】
筋肉・関節の痛み、腰痛、足膝の痛み、肢体の冷え・重たい感じ、舌質淡白・瘀斑、舌苔白、脈沈・緊

【立法】
活血化瘀・通絡止痛

【方剤】

  1. 身痛逐瘀湯(秦艽・羗活・香附子・川芎・没薬・炒五霊脂・地竜・甘草・桃仁・紅花・牛膝・当帰)
  2. 補陽還五湯(黄耆・当帰尾・赤芍薬・川芎・桃仁・地竜・紅花)

青梗菜と丹参入りスープ【食材】
青梗菜・空芯菜・れんこん・なす・甜菜・くわい・槐花・黒きくらげ・ハマナス・梅の花・うど・えんどう豆・小茴香・桂花・鰱魚・鯇魚・サケ・アジ・マス・黒砂糖・にら・韮子・唐辛子・ピーマン・酢・酒

【中薬】
三七・紅花・当帰・川芎・牛膝・桃仁・姜黄・莪朮・王不留行・月季花・凌霽花・橘皮・香櫞・仏手・薤白・刀豆・厚朴・香附子・木瓜・威霊仙・狗脊・桑寄生・断続・五加皮・白花蛇・烏梢蛇・艾葉・肉桂・乾姜・高良姜・花椒・胡椒・蓽撥・丁香