カステラまんじゅう

補益脾胃

DSCF2844

【材料(10個分)】
中あん
白あん 250g
茹で卵黄 2個

小麦粉 120g
卵 40g
砂糖 30g
はちみつ 10g
水あめ 10g
バター 10g
重曹 1g
ベーキングパウダー 1g

【作り方】

  1. ボウルに卵を入れ砂糖、蜂蜜、水あめを加えてよくすり混ぜる。
  2. とかしたバターを入れて更に混ぜ、重曹の水どきも加え混ぜる。
  3. 小麦粉とベーキングパウダーを混ぜてふるい、2にいれて混ぜ休ませる。
  4. 白あんに茹でた卵黄の裏ごしを加えて混ぜ10等分にして丸める。
  5. 3の生地を小麦粉の上に出して10等分にして、包あんする。
  6. 形を整え、170℃のオーブンで13~15分焼く。

【効能】
小麦粉 : 涼、甘/心脾腎/清熱除煩、養心安神、補益脾胃
白あん : 平、甘/脾、胃/健脾化湿
卵 : 平、甘/肺心脾肝腎/滋陰潤燥、養血安胎

【解説】
焼きまんじゅうの基本です。
素朴な味で昔から親しまれている皮が厚めの並生菓子です。

 

follow us in feedly

梅雨かぜ―季節のかぜ・梅雨編

梅雨かぜ

49b1903fa04774328f52f0c587c8fcee_s

______。o*★*o。_____

【証侯分析】

梅雨は雨がよく降るので、湿が主な節気。 五行では土、五臓六腑では脾と関係があります。 邪気は湿邪です。

  1. 重濁性を持つ
    ⇒ 頭痛や頭の重さ・目やに・からだのだるさや重さを感じます。  湿疹や、下痢のあと不快感が続きます。
  2. 粘滞性を持つ
    ⇒ 治るのにじかんがかかり、下痢・湿疹・おりものなどのすっきりしない症状がよく現れます。
  3. からだの気の流れを阻害しやすい&脾胃の陽気を傷めやすい
    ⇒ 胸悶・食欲がない・吐き気・嘔吐・膨満感などの症状がよく見られます。

______。o*★*o。_____

【症状】

悪寒・発熱があり触りはじめは熱はあまり高く感じないが、しばらく触っていると熱く感じるようになる(身熱不揚)・頭が重く痛い・からだのだるさ・胸悶・食欲がない・吐き気・嘔吐・胃のもたれ・腹痛・下痢
舌苔が厚くてじゅくじゅくしている・脈濡

______。o*★*o。_____

【ケア】

  1. 清熱燥湿 : 腹痛・下痢に
  2. 芳香化湿 : 悪寒・身熱不揚・頭が重く痛い・食欲がない・腹痛・下痢に
  3. 行気燥湿 : 胸悶・食欲がない・吐き気・嘔吐・膨満感に

______。o*★*o。_____

【おすすめ食材】

大葉・みょうが・らっきょう・生姜・ねぎ・うど・いんげん

follow us in feedly

金針菜のゆば巻き

暑熱を取り、湿を排泄します

cut金針菜のゆば巻き

【材料(4人分)】
ゆば 20cm×25cm 2枚
金針菜(干) 60g
大葉 6枚
黒きくらげ 5g
たけのこ 50g
干し貝柱 2個
生姜 20g
青ねぎ 10g
紹興酒 大さじ1
葛粉 大さじ1弱
サラダ油・塩 各少々
A : ごま油 小さじ1 ごま 小さじ1 塩 少々

【作り方】

  1. 金針菜は下を切り落とし、塩と油少々を加え茹でる。 水分をよく取り、Aで下味をつける。
  2. ゆばを簾に広げ、手前1/3に大葉と1を乗せてしっかり巻き、サラダ油で焼く。
  3. 水で戻した黒きくらげ・たけのこ・生姜は千切りにする。 青ねぎをみじん切りにする。
  4. 干し貝柱の戻し汁に水を1カップ加え黒きくらげ・たけのこを入れ火を通し、生姜を加え、味付けをして葛粉で閉じる。
  5. 2を一口大に切り、4のあんをかけ、最後に青ねぎを散らす。

【効能】
ゆば : 平甘淡/肺脾胃/清熱解毒
金針菜 : 涼甘/肝腎/清熱利湿・涼血解毒
大葉 : 温辛/肺脾/発表散寒・解魚蟹毒

1人分 131.8 Kcal : たんぱく質 9.9 g/脂質 12.4 g/Ca 167.0 g/Nacl 0.6 g

 

follow us in feedly