腸粉(チャーシューとえび入り米粉のクレープ)

陰陽双補のレシピ!

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【 材料(4人分) 】
生地
(※21.5×15cmの調理トレー4枚分)
 A:上新粉 80g
   片栗粉 10g
   コーンスターチ 10g
   浮き粉 10g
 水 1カップ
 油 大さじ1/2

たれ
 醤油 大さじ1と1/2
 オイスターソース 大さじ1
 たまりしょうゆ 大さじ1
 砂糖 小さじ1
 鶏ガラスープ 大さじ1と1/2

むきえび 16尾(100g)
塩 少々
卵白 小さじ1
片栗粉 小さじ1と1/2
油 大さじ1/2
焼き豚 80g
長ねぎ 10cm
万能ねぎ(みじん切り) 大さじ1

【 作り方 】

  1. えびは背わたを取り、塩、片栗粉、水各少々(分量外)でよくもみ洗いをして、流水で洗い、ざるにあけ、水気をよく取る。
  2. ①をボールに入れ、塩、卵白をよくもみこみ、味をしみ込ませる。片栗粉を加えて混ぜ、最後に油を加え、ざっくり混ぜる。
  3. ②を沸騰した湯に入れ、火を通し、ざるにあける。
  4. 焼き豚は細切りにする。長ねぎは横に切れ目を入れて、斜め薄切りにする。
  5. 生地を作る。ボールにAの粉をふるい入れる。 
    水を加え、泡立て器でよく混ぜる。油を加え、さらによく混ぜる。
  6. 調理トレーの底に、空気が入らないようにきっちりラップを貼る(※1)。
  7. ⑤の生地を混ぜながら、トレーの底が隠れる程度に流し入れる(※2)。
  8. 蒸気の上がった蒸し器に入れ、約4~5分蒸す。生地が透き通ったら取り出す。粗熱が取れたら縦半分に切れ目を入れ、2枚にする。
  9. 台にラップを敷き、生地を縦におく。手前にえび2尾と焼き豚を並べる。
    その上に、長ねぎを散らす。太巻きを巻くように、手前から巻いていく。
  10. 皿に並べ、蒸気の上がった蒸し器で3~4分蒸す。
  11. たれの材料をボールで混ぜ合わせ、蒸し器で温める。
  12. たれをかけ、万能ねぎを散らす。

     

    ※1 トレーに霧吹きで水をかけ、ラップを貼ります。
    蒸し器の蒸気でトレーの底面を温めると、ラップがきっちり貼れます。

    ※2 温まったトレーに生地を流し入れると、膜ができて作業がしやすくなります。トレーを傾けて生地をならし、厚さを均一にします。

【効能】
えび : 甘、温/肝腎/補腎壮陽、通乳、托毒/インポテンツ、膝腰がだるくて痛む、母乳が少ない、口内炎
豚肉 : 甘鹹、平/脾胃腎/滋陰、潤燥/虚弱、消渇、乾燥による咳、便秘

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あけましておめでとうございます

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

本草薬膳学院では、中医薬膳師通信コース、オンラインコースの方を対象に年2回行われていたスクーリングを今年から年3回実施いたします。
昨年は募集後すぐに定員になってしまい、受講生の方にはご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。
まだスクーリングを受講されていない方は是非ご検討下さい。

中医薬膳師通学コース、研究科通学・通信コース、公開講座も受講生を募集中です。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年もありがとうございました ~一年の思い~

12月4日虎ノ門にある中国料理の店で、2018年度の講師会兼忘年会を開きました。遠方の方は残念ながら欠席されましたが、東京、千葉、神奈川、埼玉に住んでいる先生方が出席しました。

本草薬膳学院が2002年に設立してから16年になりました。おかげざまでさまざまな講座に参加してくださる受講生の皆様と、各先生方と職員の努力により学院はしっかり歩んで参りました。

今年は東京校、福岡教室、大阪教室に引き続き名古屋教室も新しく開校しました。各地の教室で「中医薬膳師」の基礎教育は順調に進んでいます。またさらに実力をつける研究科の教育も充実してきています。新に気功の講座も開講しました。より専門性の高い、本格的な中医薬膳学の教育と普及という目標を達成しつつ、学院も着実に発展しています。

新しく採用した3人の社員は教務や事務の仕事に新しい活力を加えました。

また中医学教科書シリーズとして『中医基礎臨床』『中医婦人科学』(4月)『中医小児科学』(12月)(源草社)が続々と出版され、本草薬膳学院の講師陣による二十四節気の養生レシピの決定版『季節の薬膳』(緑書房)も10月に出版されました。他にも株式会社第三文明社様が発行する子育てと教育雑誌「灯台」や、株式会社小学館様の雑誌「女性セブン」に薬膳についての記事が掲載されました。

5月末には例年通り北京で中国薬膳研究会の会長から「国際薬膳師」の証書授与を行い、学術交流を行いました。併せて中医薬膳研修として南昌まで足を延ばし、江西中医薬大学と交流し、樟樹薬材市場を見学しました。

7月には山東省の費県に出かけ、世界中医薬学会連合会が発行する「世界中医薬」雑誌の編集委員会に出席し、11月には世界中医薬学会連合会伝統医学ローマ大会に出席し、「ローマ宣言」の審議と公表に関わりました。

一年あっという間に過ぎました。振り返ってみると学校の多くの先生方と職員が中医薬、薬膳学の教育現場でよく働き、汗をかき、勤勉に中医薬膳学の田畑を耕し、種をまいて育てた結果、このような多くの成果を収穫できたと思います。

皆様、ありがとうございました。忘年会でみんな一緒に座って、お酒を飲み、料理を食べ、しゃべって、笑って、楽しい時を刻み、来年はまた頑張ろうと思いを新たにしました。

異常気象や災害の多い1年でしたが、薬膳でしっかりと養生し、日々の暮らしに役立てていただけるよう、今後も薬膳の教育と普及に取り組んで参ります。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
よいお年をお迎えください!!