桑菊茶

春の発熱・のどの痛みと渇き・目の赤み・かゆみ・春ののぼせとめまい・花粉症に

桑菊茶

【材料(2~3回分)】
桑の葉 3g
菊花 6g
生甘草 2g
水 2.5カップ

【作り方】
甘草を水で15分煎じ、桑の葉、菊花を加え沸騰したら火を止めて5分ほど蒸らす。
濾して2~3回に分けて飲む。

【効能】
桑の葉 : 体を冷やす性質を持ち、苦味と甘味があります。
肺と肝に作用しやすく、春かぜ・春ののぼせとめまい・のどの渇き・目の赤みとかゆみの改善が期待されます。
桑葉は桑の木の葉です。

菊花 : 体をやや冷やす性質を持ち、辛味・苦味・甘味があります。
肝と肺に作用しやすいので、春かぜ・発熱・のどの痛み・目の赤みとかゆみ・春ののぼせとめまいの改善が期待されます。
杭州の黄菊花、滁県の白菊花を使います。

生甘草 : 平和な性質(身体を温めたり冷やしたりする作用がないこと)を持ち、甘味があります。
心・脾・肺・胃に作用しやすく、生(乾燥しただけのもの)で使うと発熱・皮膚の赤み・腫れ・吹き出物の改善が期待できます。

 

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フェンネルごはん

腎を温め気の巡りを良くすることを「温腎行気」といいます
これにより陽虚による冷え症の改善が期待できます

小茴香ごはん

【材料(4人分)】
米 2カップ
フェンネル 1g
陳皮 2g

【作り方】

  1. 米はとぎ、分量の水に浸しておく。
  2. 陳皮は水で戻して、みじん切りにする。
  3. 1の米にフェンネル、陳皮を加えて炊く。

【効能】
フェンネル : 温辛/肝腎脾胃/温腎散寒・理気和胃
陳皮 : 温辛苦/脾肺/理気調中・燥湿化痰

1人分 286 Kcal : たんぱく質 4.9 g/脂質 0.7 g/Ca 6.0 mg/Nacl 0.0 g

 

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くるみとぎんなんの黒ごまソース

腎陽を補い、腎陰を滋養します

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【材料(4人分)】
くるみ 8個
生ぎんなん 12個
ソース : 黒ごまペースト 大さじ2 赤ワイン 80cc クローブ(丁香) 3個 黒砂糖 大さじ1弱 片栗粉 少々

【作り方】

  1. ぎんなんは皮をむき、茹でてから薄皮を取る。 くるみは煎る。
  2. 赤ワインに丁香を入れて煮詰め、丁香を取り出す。
    黒ごまペースト・黒砂糖を加え、水溶き片栗粉でとろみをつける。
  3. 器に1を盛り合わせ2をかける。

【効能】
くるみ : 温甘/腎肺大腸/補腎強腰・順調通便
ぎんなん : 平甘苦渋(小毒)/肺腎/斂肺定喘・収渋止帯
クローブ(丁香) : 温辛/脾胃腎/温中降逆・温腎助陽
ごま : 平甘/肝胃/滋補肝腎・潤燥滑腸

1人分 90 kcal : たんぱく質 1.7 g/脂質 4.8 g/Ca 64.0 mg/Nacl 0.0 g

 

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