鯖のあんかけ

気を補いながら巡らせ、血流を良くして血瘀状態を改善することを「補気行気・活血化瘀」といいます
気虚・陽虚陰盛・肝気鬱結・血瘀阻滞に用います

鯖のあんかけ

【材料(4人分)】
鯖 4切れ
枳穀 3g
黒きくらげ 3g
紅花 3g
玉ねぎ 1/2個
大葉 8g
赤ピーマン 1/2個
にんにく 10g
生姜 10g
ねぎ 30g
しょうゆ 大さじ1
豆板醤 小さじ1
酢 大さじ1
ごま油 少々
A : 三七粉 1g 片栗粉 大さじ2

【作り方】

  1. 鯖は塩をして少しおき、水気をふき取り、Aをつける。
  2. 枳穀は水1.5カップで半量になるまで煎じる。 紅花は少量の水に浸す。
  3. 黒きくらげは水で戻し、石づきをとり、千切りにして茹でる。 大葉は千切りにする。
  4. 玉ねぎ・赤ピーマンは細切りにする。 生姜・にんにく・ねぎはみじん切りにする。
  5. フライパンに少量のごま油を入れて、鯖は両面を焼き、器に盛り付ける。
  6. にんにく・生姜・ねぎを炒め、3と4を入れてさっと炒める。
    2の煎じ汁を入れ味付けし、紅花を加えて、水溶き片栗粉でとろみをつけ5の魚にかけ、大葉をちらす。

【効能】
鯖 : 平甘/胃肺/補肺健脾
枳穀 : 温辛苦/肝胆脾胃/行気化痰
黒きくらげ : 平甘/胃大腸/涼血止血
紅花 : 温辛/心肝/活血去瘀通経
紫蘇(大葉) : 温辛/脾肺/発表散寒・行気寛中・魚蟹中毒
玉ねぎ : 温辛甘/肺胃肝/温中理気・消食通陽
ピーマン : 平辛甘/心胃腎/平肝和胃

1人分 234.4 Kcal : たんぱく質 17.6 g/脂質 16.9 g/Ca 26.0 g/Nacl 1.2g

 

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中国薬膳研究会とは

中国薬膳研究会は、1995年10月に設立された、中国国務院・科学技術部・国家中医薬管理局の委託により薬膳に関する国の方針、政策を提案し、実行する薬膳の最高権威機構です。
現在の会員数は11,205名で、中国薬膳大師206名、薬膳名師140名、国際薬膳師586名、国際薬膳調理師132名を有します。

その中国薬膳研究会から出された中国国家標準レシピをお伝えします。

温野菜のごま酢かけ

血流を促進することにより経絡の流れを良くすることを「活血通絡」といいます
これにより、気滞血瘀・血虚血瘀などの冷えの改善が期待できます

温野菜のごま酢かけ

【材料(4人分)】
うど 1/2本
いんげん 80g
赤ピーマン 1/2個
黒胡椒 大さじ2
山椒 小さじ1/2
塩 少々
A : 紹興酒 大さじ1 白みそ 大さじ1 練りごま 大さじ2 酢 小さじ2

【作り方】

  1. うどは短冊切り、いんげんは4~5cm長さに切る、赤ピーマンは短冊切りする。 黒胡椒は煎って刻む。
  2. 1の野菜を山椒と塩を入れた湯で茹でる。
  3. Aの調味料を合わせてごま酢を作り、2の材料にかけ、1の黒ごまをかける。

【効能】
うど(中薬名は独活) : 温辛苦/肝腎膀胱/去風除湿止痛・散風解表
いんげん : 平甘/脾胃/補気健脾化湿
山椒 : 温辛/脾肺腎/温中散寒・燥湿止痛

1人分 66 Kcal : たんぱく質 2.6 g/脂質 3.2 g/Ca 92.0 mg/Nacl 0.8 g

 

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