春菊と蕎麦(そば)の実と椎茸のおすまし

春菊で胃の気を順調に、
蕎麦の実で胃腸の気を巡りを促進し、
椎茸で脾の働きを補益します。

【 材料(2人分)】
春菊       50g
茹でた蕎麦の実  大さじ2
椎茸       2枚
昆布    5㎝角2枚
かつお節        10g
醤油、清酒    各小さじ1/2
塩          ひとつまみ

【 作り方 】

  1. 春菊は3cmほどの長さに切る。
  2. 椎茸はグリルで焼き、半分にそぎ切りにする。
  3. 水400㎖でで昆布とかつお節のだし汁を取る。
  4. 3のだし汁に、醤油、塩、清酒を加え味を調える。
  5. 茹でた蕎麦の実、春菊、焼き椎茸を加えて、ひと煮立ちさせる。

※蕎麦の実はまとめて茹でて、冷凍しておくと便利です。
蕎麦の実50gに対して水100㎖で10~15分ほど、柔らかくなるまで弱~中火で茹でてください。

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甘夏風味のお寿司

穀雨(こくう)にお勧めのレシピ‼
肝の巡りを整えて、脾の運化機能を高めます。

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棗(なつめ)玉ねぎだれの牛肉巻

気と血を補います。 心脾両虚証・心神不安証におすすめ★

【材料(4人分)】
牛もも肉薄切り 320g
にんじん 1/2本
ほうれん草 1束
にんにく・生姜 各1かけ
油 大さじ2
塩・粉胡椒 適宜
片栗粉 適宜

玉ねぎ 1個
ごま油 少々
棗 12個

A :
紹興酒 大さじ2
しょう油 大さじ1
黒酢 小さじ1
棗のもどし汁 大さじ4
塩・粗挽き胡椒 適宜

【作り方】

  1. 棗は熱湯に30分以上浸け置いてから柔らかくなるまで煮て、種を取り除いて刻む。
    にんじんは3~4cmの拍子切りにして茹でておく。
    ほうれん草はさっと茹でて水に放ち、水気を絞って3~4cm長さに切っておく。
    生姜とにんにくはみじん切りにしておく。 玉ねぎは薄切りにしておく。
  2. にんじんとほうれん草を牛肉で巻き、塩・粉胡椒して片栗粉を薄くつける。
  3. フライパンに油と生姜とにんにくを入れて火をつけ、香りが出たら牛肉を入れて焼く。
    取り出して、切り口が見えるように斜めに切る。
  4. 同じフライパンにごま油と玉ねぎを入れて炒め、棗と残りのAの材料を加えて煮詰め、牛肉にかける。

【効能】
棗: 甘、温/脾胃/補中益気(臓腑の働きを高めて疲れ、食欲不振、めまいを改善)、養血安神(血を補い、精神を安神させて、動悸、不眠、イライラを改善)
にんじん: 甘、平(微温)/肺脾胃肝/養血益肝明目(血を貯蔵している肝を補い、目の乾燥、かすみ目、視力低下を改善)、健脾化滞(消化機能を整え、下痢、便秘を改善)
ほうれん草: 甘渋、涼/胃大腸膀胱/養血止血(血を補って貧血症状を改善)
牛肉:甘、平/脾胃/益気健脾(内臓下垂、疲れ、息切れ、めまい、むくみを改善)、養血強壮(気血を補い、足腰に力が入らない、頻尿などを緩和)
葱: 辛、温/肺胃/散寒通陽(冷えによる腹痛、下痢を改善)
生姜: 辛 、微温/肺脾/温胃止痛(脾胃を温め、胃の冷えや痛み、食欲不振、嘔吐を改善)

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