わが師

 人生の道は長いです。 その一生では、多くの師に出会うことになります。

 最初の師は自分の親です。 両親は誠実・正直・勤勉・寛容などの人柄を教えてくれた、最初の師になりました。 小学校・中学校・高校・大学卒業と、多くの師と出会いました。 彼らは「好好学習、天天向上」の学習好・身体好・労働好・道徳品質好などの知識・知恵・基準を教えてくださいました。 社会に出て、職場で先輩方と知り合い、いろいろな仕事の技・人との付き合い方を教わりました。 結婚して、子供が生まれることによって、家族が人生の最も基本な関係である夫婦関係・親子関係の師になります。

 古人いわく、「三人行、必有我師」(意味:「3人一緒になると、必ず私の師がいる」)ということはこの道理です。 人生では多くの人とめぐり合いますが、その中で覚えている師は何人いますか?

 去る3月の末に、人形町の日本料理店で、私たち4人は恩師である酒井シヅ氏と一緒に食事をしました。★酒井先生2

 順天堂大学の酒井シヅ特任教授は医史学者で、『医学の歴史』『病が語る日本史』『戦国武将の死亡診断書』『まるわかり 江戸の医学』『老人必用養草 老いを楽しむ江戸の知恵』 『疫病の時代』など多くの著作を出版されて、医学と歴史の関わる時代ドラマの監修として超有名な先生です。 私たち4人を教えてくださった博士です。★酒井先生3

 男性の陶さんは先生の1人目の学生です。 郭さんは約23年前に入学し、その時の酒井先生は今の郭さんの年齢と同じくらい若かったです。 郭さんは日中両国の医学歴史のなかで有名な学者になっています。 この中で一番若い人は魯さんで、今は薬局の研究所所長で漢方相談を行っています。 私の時に、酒井先生が退官されました。 公衆衛生教室の教授をご紹介いただき、医学博士を取得しました。 しかし、入学から修了まで酒井先生に大変お世話になり、論文のご相談とご指導、図書館・博物館を紹介していただいて一緒に訪ねるなど、先生が教えて下さなかったら、私は「医学博士」の夢を実現できませんでした。 心の中で自分は酒井先生の最後の弟子だといつも思っています。

 孔子いわく「誨人不倦」、酒井先生は教育の分野で、医史学教育事業のために献身的に尽力し、「桃李満天下」のように多く弟子が日本、中国、世界各地で活躍しています。 先生から教わった知識・精神・心は私の力になります。 師は私の鏡です。

 

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