健脾益気
【材料(10個分)】
もち粉 100g
砂糖 100g+100g
水 100g+α
白あん 50g
卵白 10g
着色料 少々
味噌あん
白あん 150g
水 50g
砂糖 40g
白みそ 30g
蜜漬けごぼう 10本
片栗粉(内粉) 適量
【作り方】
- もち粉、砂糖を合わせ、水を加えて混ぜる。
- 1を強火で20分蒸す。
- 2を鍋に移し弱火で加熱し砂糖と水を3~4回に分けて加えながら練り上げる。
- 3で出来たぎゅうひに白あんと卵白を加えて更に練り雪平を作る。
- 少量を残して片栗粉にとり、残した分を赤く着色する。
- 白、赤をそれぞれ10等分にして、白で赤を包み直径9cmに丸くのばす。
- 鍋に水と砂糖を入れて火にかけ、白あんを入れてねり、白みそも入れ練る。
- 6に7で出来た味噌あんをのせ、ごぼうをおき半月状に形作る。
★蜜漬けごぼうの作り方★
- ごぼうの皮をこそげて12cmに切る。
- 酢水に一晩漬けてあくをぬき、蒸し器で竹串がすっと通る位まで蒸す。
- 水に漬けて一晩おく。
- 鍋にごぼう、水を入れ水の20%の砂糖を加えて、火にかけ沸騰したら火を弱めて10分煮て火を止めそのまま冷ます。
- 煮汁だけを鍋に入れて砂糖を10%足して沸騰させごぼうにかける。
【効能】
もち粉 ： 温、甘／脾胃肺／補中益気、健肺止瀉
白あん ： 平、甘／脾胃／健脾化湿
ごぼう ： 寒（平）、苦（甘）／肺胃／清熱、通経散血、（老化防止）
みそ ： 平、甘／脾胃大腸／健脾益胃、潤燥利尿
【解説】
お正月の宮中の儀式である“お歯固めの祝い”で用いられた鏡餅を模したものとか宮中のお雑煮が基になっている等、種々の説があります。 菓子化されて茶道の初釜に用いられるようになり、最近ではお正月のお菓子として多くの人に知られるようになりました。