鶏胸肉のねぎ生姜とパプリカソース

脾気の運化を助け、辛温により身体を暖め、気の巡りをよくし陽気の発散を促進。陽気が上昇しにくい寒がりの方にお勧め★

【材料(4人分)】
鶏皮なし胸肉 320g
塩 小さじ1/2
胡椒 適宜
米粉入りパン粉 適量
油 大さじ2

ねぎ生姜のトッピング
ねぎ 1/2本
生姜 20g
油 大さじ1
塩・胡椒 少々

キャベツソテー
キャベツ 8枚
にんにく 1カケ
油 大さじ1
塩・胡椒 少々

パプリカソース(12人分)
パプリカ 2個
オリーブ油 大さじ3
塩 小さじ1/3
胡椒 少々

【作り方】

  1. パプリカソースを作る
    パプリカは半分に切って種を取り、魚焼きグリルに入れて皮が黒くなってから冷水にとり、皮をむく。
    水気を拭き取り、粗く刻んで、調味料を加えてミキサーにかける。
  2. ねぎと生姜はみじん切りにしておく。
    キャベツはざく切り、にんにくは芽を取って粗みじんにしておく。
    鶏胸肉は線維に直角になるように幅1cmに切り、断面を包丁で軽くたたいて塩・胡椒してパン粉をつける。
  3. キャベツソテーを作る
    冷たい油ににんにくを入れ、中火でキャベツを炒めて、塩・胡椒少々を加えて取り出す。
  4. ねぎ生姜のトッピングをつくる
    油を入れ、弱火で葱と生姜をじっくり炒め、塩・胡椒少々を加えて取り出す。
  5. 油を入れ、中火で鶏肉を色よく焼く。
  6. パプリカソースをしき、鶏肉を置き、4を載せて、3を添える。

鶏肉 : 甘、平(温)/脾、胃/補中益気(脾胃の機能を高め、疲れ、食欲不振を改善)、補精添髄(精気を補い、虚弱体質、やせすぎ、汗、産後の乳汁不足、手足に力が入らない症状を改善)、降気止逆(胃気を下降し、咳、げっぷ、しゃっくりを止める)
パプリカ : 辛、温/心、脾/温中散寒(内臓を温めて腹部の冷えを除き、食欲不振、消化不良、嘔吐、下痢を改善)
ねぎ : 辛、温/肺、胃/散寒通陽(冷えによる腹痛、下痢を改善)
生姜 : 辛 、微温/肺、脾/温胃止痛(脾胃を温め、胃の冷えや痛み、食欲不振、嘔吐を改善)
キャベツ : 甘、平/腎、脾、胃/健脾和胃( 脾の機能を高め、胃の機能を調和する。食欲不振・げっぷ・吐き気・疲れ、胃もたれ、おなかの張り・舌苔が厚くてじゅくじゅくしているなどを改善し、食欲を増進)