茶葉は南北朝時代(439~589年)中国から東南アジア、インド、朝鮮半島、日本、ヨーロッパへ輸出され始め、次第に世界中に広がっていきました。
17世紀のイギリスではポルトガルからチャールズ2世に嫁いだキャサリン王妃の美しさの秘密が紅茶にあることがわかり、上流階級から庶民まで紅茶を飲む習慣が広がりました。 フランスでも、はじめ紅茶は体に有害なものとみなされていましたが、ルイ14世の頭痛が紅茶で治ったことから流行るようになりました。
今の時代、茶は健康にもっともよい飲み物として日常によく利用されています。 地域によって茶を飲む習慣も違います。 中国の広東省・福建省・雲南省・貴州省なら、烏龍茶・普洱茶をよく飲み、浙江省・北京なら龍井茶をよく飲みます。 ジャスミン茶は緑茶と茉莉花のペースで作られた香りがよい茶です。 北京では、ポピュラーの茶として喜愛されています。