上海炒麺(上海風やきそば)

【2015.10.19】 013

【材料(4人分)】
蒸し麺 300g
豚もも肉(細切り) 60g
にんじん 30g
もやし 70g
椎茸 50g
青梗菜 4本(80g)位
黄にら 30g
生姜 5g

調味料 
酒 大さじ1と1/2
醤油 大さじ2
かき油 少々
胡椒 少々
旨味調味料 少々
中国醤油 少々
スープ 100cc
胡麻油 小さじ1

【作り方】

  1. 豚肉は糸切りにして下味を付けておく。
  2. 野菜類はすべて5~6cmの長さの糸切りにしておく。
  3. 鍋に大さじ3の油を入れ、蒸し麺を焼いておく。
  4. 鍋に油を入れ、1とにんじん、もやしを油通しする。
  5. 鍋に少量の油を入れ、椎茸、生姜、青梗菜の茎と4を炒め、調味料を加え、3の麺を入れ混ぜ、スープが無くなる前に黄にらと青梗菜の葉を入れ、胡麻油を加える。

 

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李時珍の故郷②

 前から李時珍の故郷を訪ねようと思っていました。 今年の夏にやっと時間を作って行かれるようになりました。 8月15日昼、北京西駅で列車に乗って李時珍の故郷である湖北省平春県へ出発しました。 特急列車が緑色の大地を16時間走って翌日の朝方の4時に平春県につきました。 暗い駅前でタクシーを拾って、40分ぐらい乗ってから車が畑の真中の道に止まりました。 田舎です。 朝霧のなかに「李時珍記念館」が厳かにそびえ立っています。 9時の開館時間まで4時間もあるので、まだ暑くなっていないうち、ゆっくり周辺を散歩して風景を楽しみました。 蓮の花はほとんど咲き終わりましたが、大きな蓮の葉によって緑の海が目の前に広がっていました。大小の湖に真珠を養殖しています。 漁家の船も湖面上に行き交っています。 清新な空気で肺を綺麗に掃除しました。 その後蒸し熱くなってきたので、階段に座り込んで時間を待つしか仕方ありませんでした。

 やっと開館時間になりましたがなかなか開けてくれなかったので、乗った16時間の列車の疲れ、待った4時間の不満で大門を叩きました。 ドアが開き、迎えに出てきた笑顔をみて、今までの怒りが消えてしまいました。 50000平方メートルを占めている記念館は中薬の標本を展示している博物館、文献・書籍・古典の善本を展示している記念館、多くのメーカの贈り物を展示している長廊、百草園と李時珍とご両親が眠っている墓の霊園の五大部分によって構成されています。 園内は参天の大樹、芳香の花草、満池の蓮葉、本当に素晴らしいところです。 今回の目的としては館内展示してある『本草綱目』の各時代の版本を拝見することと墓参りです。 がっかりしたことは館内内装のために貴重な資料は皆他所のところに運ばれて保存されているため、記念館内は工事の道具のみ散乱していました。 中薬の標本は古くて色はほとんど落ちていました。 李時珍が眠っている墓に参り、この偉大な医学者・博物学者・科学者に3回お辞儀をしてから囁いてきました。 “せっかく日本から参りましたが、今度、館内内装する時にはホームページに通告を出すようにお願いいたします”。

水餃子

中国のお正月の定番★

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【材料(24個分)】
生地
A
強力粉 100g
薄力粉 50g
もち粉 20g

水 90ml
打ち粉(薄力粉) 適量

万能ねぎ(みじん切り) 適量

あん
白菜 100g
にら 50g
長ねぎ 20g
生姜 10g
豚ばら挽肉 150g
塩 小さじ1/2

B
醤油 大さじ1
砂糖 小さじ1/2
酒 小さじ1
胡椒 少々
うま味調味料 少々

C
胡麻油 小さじ1
ねぎ油 小さじ2

つけだれ
醤油 大さじ4
酢 大さじ4
コチュジャン 小さじ2
生姜(細切り) 20g

【作り方】

生地を作る

  1. Aは合わせてふるっておく。
  2. 1をボウルに入れ、水を加えて混ぜる。 粉と水がなじんだら台に移す。
    手の平のつけ根で、向こう側に押しては手前にたたむように、繰り返し練る。
    表面がなめらがになったらラップに包み、常温で30分~1時間休ませる。

あんを作る

  1. 白菜は沸騰した湯で約1分ゆでる。 水に落として水気を切り、粗みじん切りにする。 軽く絞る。
  2. にらは粗みじん切り、長ねぎと生姜はみじん切りにする。
  3. ボウルに挽肉を入れ、塩を加えて粘りが出るまでよく練り混ぜる。 Bと1、2を加えてよく混ぜる。
    Cを加えてさらによく混ぜ合わせる。
    しっとりとしたあんになったらバットに移し、ラップをして冷蔵庫で30分~1時間冷やす。
    24等分にする。

包む

  1.  生地を軽く練り、棒状に伸ばして24等分にする。 打ち粉をしながら切り口を上下にし手の平で押しつぶす。
    めん棒で周りは薄く、中心は厚い直径7~8cmの円形に伸ばす。
  2. 1の生地の中央にあんをのせ、ふたつに折って半月形にする。 縁をしっかり閉じ合わせる。
    両手の親指と人差し指で生地の縁を両側から挟む。 あんの周囲をぎゅっと押さえ、山形にしてしっかり閉じる。
  3. たっぷりの熱湯の中に餃子を入れる。 皮が鍋底にくっつかないように、お玉で混ぜる。
    餃子が浮いてきたら火を弱め、3~5分茹でる。
  4. 皮に透明感が出てふっくらしたら網じゃくしですくい取り、器に盛り、万能ねぎを散らす。
  5. 醤油、酢、コチュジャンを合わせ、生姜の細切りを添えて食べる。

 

★ねぎ油の作り方★
玉ねぎ 200g
生姜(皮でも可) 10g
長ねぎ(青い部分) 40g
ラード(サラダ油でも可) 250g

  1. 玉ねぎ、長ねぎをザク切りにする。 生姜は薄切りにする。
  2. 鍋にラードを入れて熱し、1を入れる。 中火できつね色になるまで揚げる。
  3. 裏ごしして冷ます。
  4. ※ 瓶に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。 2~3週間を目安に使い切ります。