蝦餃子(えびぎょうざ)

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【材料(12個分)】
あん 
むきえび 200g
塩 小さじ1/2
たけのこ(水煮) 30g
豚背脂 30g

生地 
浮き粉 60g
片栗粉 15g
熱湯 120ml
ラード 5g

A
砂糖 小さじ1
うまみ調味料 小さじ1/2
片栗粉 大さじ1/2
卵白 大さじ1/2(8g)
胡椒 少々

ねぎ油 小さじ2
胡麻油 少々
打ち粉(浮き粉) 適量
クッキングシート 適量

【作り方】

あんを作る

  1. えびは背わたを取り、塩、片栗粉を各少々(分量外)を入れ、もみ洗いする。
    水できれいに洗い、ざるにあけ、ふきんで水気を取り除く。
  2. たけのこは粗みじん切りにし、下ゆでして水に流す。 ふきんで水気を取る。
    背脂も粗みじん切りにする。
  3. えびは粗みじん切りにしてボールに入れる。
    塩を加えて混ぜながら、20~30回ボールにたたきつけ、粘りを出す。
  4. 3にたけのこ、背脂、Aを加えてよく混ぜ合わせ、最後にねぎ油、ごま油を入れる。
    しっとりしたあんになったら、冷蔵庫で約1時間冷やす。 12等分にする。

生地を作る

  1. 浮き粉、片栗粉はふるっておく。
  2. ボールに浮き粉、片栗粉を入れ、熱湯を一気に加え、へらで素早く混ぜる。
    半透明な生地になったら台に移し、スケッパーで滑らかになるまで練る。
  3. ラードを加えて更に練り、ラップに包んで、30分休ませる。

包む

  1. 打ち粉をしながら生地を棒状に伸ばし、12等分する。
  2. 切り口を上下にして、手の平で押す。 めん棒で直径8~9cmに丸く伸ばす。
  3. 生地の中央にあんをのせ、ひだをよせて包み、両端をしっかりつける。
  4. 蒸し器にクッキングシートを敷き、3を均等に並べ、強火で8~9分蒸す。

【効能】
えび : 甘、温/肝腎/補腎壮陽、通乳、托毒/インポテンツ、膝腰がだるくて痛む、母乳が少ない、口内炎

仏手ジャスミン茶

e8b894c75e76bf91f976bb4f85a635f8【材 料】
仏手6g
ジャスミン 3g
水 400ml

【作り方】

  1. 土鍋に仏手と水を入れて30分間浸ける。 火をつけ、沸騰したら弱火で30分間煎じてから濾す。
  2. 急須にジャスミンを入れて、1の薬汁を注ぎ、3分間を蒸らす。

【解 説】
仏手の形は仏さまの手のような形をしているため、その名前の由来になっています。 観賞植物によく使われている柑橘類です。

箸の種類

 最初は木の枝、竹、骨などがそのまま箸として使われていましたが、その後、木・銅・象牙・鉄・玉石・金・銀のほか、多くの中薬を用いて箸が作られるようになりました。

%e7%ab%b9%e7%ae%b8 竹は最もよく使われています。 竹の葉は竹葉といい、清熱除煩、生津利尿の作用があります。 竹茎を炙って出た液体、竹瀝で清熱去痰の作用をもち、竹瀝を乾燥した天竹黄は清心定驚の作用もあります。 茎の繊維は竹茹には清熱去痰・除煩止嘔の作用があります。 このように、どの部分にも清熱効果があるので、竹の箸は夏に適し、のぼせ・暑がり・口渇くの人に勧めたい箸です。

%e7%83%8f%e6%9c%a8%e7%ae%b8 烏木(黒檀)は『本草綱目』に「烏木は漆黒で重く硬い。 箸や食器に適す。 性味は鹹・平・解毒作用がある」とあり、箸に適している木です。

 沈香木は「風水毒腫を主治し、悪気を去り人神を清す」(李時珍)、「益気和神」(李東垣)、「気を全身に巡らせ、陰陽を調和し、養血明目・活絡疏筋作用がある」(劉元素)、「調中・補五臓・益精壮陽・暖腰膝」(李珣)と歴代の名家が高く評価し、最も貴重な箸となります。

%e7%99%bd%e6%aa%80%e7%ae%b8 白檀には、「手太陰経・足少陰経に入り陽明経を通す。 冷気を散じて、胃気を上昇させ食欲を増す」(劉元素)作用があり、芳香の性があるので、気分の薬として理気作用に優れています。 紫檀は、血分の薬として営気を調和し、腫毒を治療します。 これらの檀木の箸は行気活血・開胃消食の作用があります。

%e7%8e%89%e7%9f%b3%e7%ae%b8 玉石について『本草綱目』には「甘平、五臓百病に効果があり、柔筋強骨・安魂魄・長肌肉・益気・利血脈の効能をもつ。 長期服用で寒暑に耐え、飢えも渇きもなく、不老長寿によい」とあります。 玉石の箸は高級品で、長寿の祝いに贈る習慣があります。

%e9%8a%80%e7%ae%b8 銀箸は重要な役目を担っていました。 『本草綱目』では、「銀は毒に遭うと変色するので、銀で毒を見極める」とされています。 権力闘争の激しい時代には毒殺がよくあり、その一番簡単な方法は食事に混ぜることでした。 この時代、毒の判別のために銀箸を含め銀食器がよく使われていました。

 箸を使うことは、体によい刺激を与えます。 指3本で箸を持つと、ツボと経絡を刺激して筋肉が鍛えられ、同時に脳も活性化されます。