海老ワンタンスープ

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【材料(2人分)】
海老 4尾
黒きくらげ 4.5枚
白ねぎ 5cm
生姜 適量
ワンタンの皮 8枚(できるだけ手作り)
塩胡椒・醤油 各適量
水 400ml

【作り方】

  1. 海老は背わたを取り、細かく切り包丁でたたく。
  2. ねぎは半分はみじん切りに、残りは細切りに、生姜はみじん切りにする。
  3. 1にねぎのみじん切りと生姜を入れて混ぜる。
  4. 皮に包む。
  5. 鍋に水、黒きくらげ、ねぎ、塩胡椒少々を入れ、そこに4を入れる。
  6. ワンタンが浮いてきたら醤油で味を調える。

【効能】
海老 :
性味 : 温甘
帰経 : 肝腎脾肺
補腎壮陽 : 腎の陽気を強める。 冷え性の改善。
温陽開胃 : 陽気を高め、脾胃の機能を改善する。

黒きくらげ :
性味 : 平甘
帰経 : 肺腎肝胃大腸
涼血止血 : 血液中の熱を鎮め、止血する。
潤肺止咳 : 肺を潤し、咳を鎮める。
利腸通便 : 便秘を改善する。 美顔の効果もある。

 

産後の病気④―腹痛

 産後、子宮が収縮することにより腹痛が引き起こされると、産後腹痛と診断されます。 一般的には1~3日間で緩和されますが、腹痛がひどい場合は治療が必要になります。

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1.原因

1.寒凝血瘀:
産後、血道空虚、寒邪が侵入→衝任が阻滞され、産後、瘀血が胞宮に停留される 

2.血虚 :
お産の大出血 ⇒ 血虚 ⇒ 気随血脱 ⇒ 気血両虚 ⇒ 血運不調

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2.治療

1.寒凝血瘀 :

小腹部疼痛拒按、熱に合うと緩和される、悪露量が不下・少ない、固まりがあり・色が黒、四肢不温、舌苔白滑、脈沈細・細渋

立法 :
活血化瘀・温経散寒

方剤 :
生化湯(当帰 川芎 桃仁 炮姜 炙甘草)
加える:肉桂 呉茱萸

 

2.血虚 :

産後小腹部疼痛、喜按、悪露が少ない、色が薄い、めまい、耳鳴り、心悸、顔色不華、便秘、舌質淡、脈虚弱

立法
補血益気

方剤 :
腸寧湯(当帰 熟地黄 党参 阿膠 山薬 甘草 麦門冬 続断 肉桂)

粉皮とほたての和え物

暑熱を取り脾を健やかにして食欲を誘い、身体を潤します

粉皮とほたての和え物

【材料(4人分)】
粉皮 1枚
ほたて 4個
きゅうり 1本
黒きくらげ 3g
くこの実 6g
紹興酒・片栗粉 各大さじ1
塩 少々
ドレッシング : 酢 大さじ2 しょうゆ 大さじ1 砂糖 小さじ1 ごま油 大さじ2

【作り方】

  1. 粉皮はぬるま湯でもどし、茹でて1cm幅5cm長さに切る。
  2. きゅうりは塩で板ずりし、長さ5cm位の千切りにする。
  3. 黒きくらげはぬるま湯で戻し石づきを取りさっと茹でる。 くこの実は少量の酢で戻す。
  4. ほたては横に包丁を入れる。 紹興酒・塩・片栗粉で下味をつけ、さっと湯通しをする。
  5. 下ごしらえした材料を盛り合わせ、上記のドレッシングで和える。

【効能】
粉皮 : 涼甘/心胃/清熱生津
きゅうり : 涼甘/脾胃大腸/清熱解毒
ほたて : 平甘鹹/肝脾胃腎/滋陰・健胃
くこの実 : 平甘/肝腎肺/補腎養肝

1人分 140 Kcal:たんぱく質 5.1 g/脂質 6.3 g/Ca 2.0 mg/Nacl 1.2 g