ミント風味の菊花葛湯

体を冷やす働きがあり、のどの赤みや熱っぽい痛み、
目の赤みとかゆみの症状が出たときにお勧め★

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【材料(4人分)】
ミント(乾燥) 6g
本葛粉 20g
フレッシュミント(飾り用) 少々
砂糖 小さじ2
はちみつ 適宜
食用菊 大1個
酢 小さじ1弱

【作り方】

  1. 菊は花びらをちぎって、酢を入れたお湯でさっと茹で、水気を絞っておく。
  2. ミント(乾燥)に湯200mlを注ぎ、5分置いたら茶葉を漉す。
  3. 鍋に葛と砂糖を入れ、少しずつお茶を注いで溶かす。
    火をつけて透明になるまで練ったら火を止めて、1を混ぜる。
  4. 器に盛り、フレッシュミントを飾る。 好みではちみつを加える。

 

【効能】
菊花 : 涼、辛甘苦/肝肺/疎風清熱(春の発熱、頭痛、のどの痛み、目の充血を改善)
葛根 : 涼、辛甘/脾胃/発表解肌(春の発熱、頭痛、首筋の痛みを改善)
薄荷(ミント) : 涼、辛/肝肺/疎風清熱(春の発熱、頭痛を改善)

 

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そら豆入り塩ケーキ

TORTA SALATA CON FAVE

春らしく✿

【材料(18×8×6のパウンド型1本分)】
そら豆 100g(6さやくらい)
葉玉ねぎ 1本
薄力粉 125g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
リコッタチーズ 50g
ペコリーノチーズ 30g
卵 1個
発砲辛口白ワイン 100㏄
オリーヴオイル

胡椒

【作り方】

  • 薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
  • 型にオーブンシートを敷いておく。
  1. そら豆はおしりの部分に切れ目を入れて、3分塩ゆでし、皮から出して粗く刻む。
  2. 葉玉ねぎは縦半分に切り、薄切りにし、オリーヴオイル小さじ1でさっと炒め、冷ましておく。
  3. リコッタ、削ったペコリーノ、塩、胡椒少々をよく混ぜ合わせる。
  4. ボウルに卵を割り、泡立て器で軽く泡立て、発砲ワイン100cc、オリーヴオイル大さじ2 を加え混ぜ合わせ、ふるった粉類を入れ、よく混ぜ合わせる。
  5. 3のチーズ類を加え混ぜ、1のそら豆、2の葉玉ねぎを加えさらに混ぜる。
  6. 5を型に流し、平らにし、縦中央に切り込みを入れ、180℃のオーブンで35分焼く。
  7. 粗熱が取れたら型から出し、完全に冷めてから切り分けて頂く。

【効能】
そら豆 : 甘、平/脾胃/健脾利湿、補中益気/食欲減少、水腫脹満
玉ねぎ : 辛甘、温/脾胃肺心/健脾理気、和胃消食/食欲不振、おなかが張る、下痢、消化不良
チーズ : 甘酸、平/肺肝脾/補肺、潤腸、養陰、止渇/熱があるように感じるが実際はない症状、消渇、便秘、皮膚病

 

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古家にある大阪教室

 2階建ての古家を借りて、大阪教室が2015年の春に開校しました。

 江戸時代から大都市となり、日本経済の中心だった大阪は、昔から中医学も盛んでした。 交通の便が良く、周囲の県から仕事・買い物・社交活動などのために人々が集まりやすいところです。 以前からずっと、本草薬膳学院の大阪教室を作ろうと考えていました。

 学生の中に、もう何年間も熱心に東京校に通って研究科で学習している 渡辺真里子様がおります。 国際中医師まで取得し、大阪で中医学と薬膳学の分野において大活躍しています。 大阪教室について相談したところ、私と同じ気持ちで、講師依頼を快諾してくれました。 いろいろな準備を重ね、開校を迎えました。

 毎月の授業が東京校と同じ内容で順調に進みました。 年齢と職業の違いはありますが、みんな熱心でまじめでした。 実習場所は少し狭くて不便だったのですが、メンバー全員が仲良しで、笑い声の絶えない教室でした。R0038332

 

 卒業式の時に、一人ひとりに学習の心得、これからのやりたいことを聞きました。 「薬膳の専門家になるために研究科へ進みたい」、「親族・友達によい薬膳アドバイスができるようになりたい」「自分の教室で薬膳メニューを出したい」「みなさんに薬膳の知識を伝えたい」「仕事に役立てたい」など。

 皆さんの話を聞いた私の方がすごく嬉しくなり、人生の楽しさは、この薬膳に、この薬膳仲間にあることを感じました。R0038318

 

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