じゃがいもの花椒炒め

脾気を補い温める「益気健脾」により気虚の疲労の改善が期待できます

じゃが芋の花椒炒め

【材料(4人分)】
じゃがいも 3個
にんじん 100g
しし唐 1/2パック
花椒 小さじ1/2
ごま油 大さじ1
米酢 大さじ2
塩 少々

【作り方】

  1. にんじん・しし唐を細切りにする。 じゃがいもを細切りにし、水にさらしておく。
  2. 花椒を弱火でごま油でゆっくり炒め香りづけをし、花椒を取りだして細かく刻む。
  3. 2の油に1を入れて炒め、火が通ったら、塩、米酢と花椒を混ぜて振りかける。

【効能】
じゃがいも : 平甘/胃大腸/補気健脾 山椒 : 温(熱)辛/脾胃腎/温中消食 しし唐 : 温辛/心脾/温中去湿

1人分 124 Kcal : たんぱく質 2.0 g/脂質 3.2 g/Ca 24.0 mg/Nacl 1.0 g

 

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不妊症④

077526

 

卵子の老化と中医学の対応

 卵子の老化は中医学では腎虚と考えます。 先天不足・後天失養・加齢が原因。 治療法は補腎です。

 

女性の卵巣年齢(AMH)

原始卵胞の数

年  齢

700万個

胎児5ヶ月

200万個

生まれた時

30万個

思春期

5万個

35歳

1000個

閉経

 

 発育卵胞 → 前胞状卵胞 → 胞状卵胞 → 成熟卵胞 → 排卵 の過程 : 約190日

 

1.中医学の腎(先天の本)の役割

  1. 成長発育
  2. 生殖
  3. ホルモン
  4. 老化
  5. 水分の代謝

2.補腎

  1. 補腎気 : 足腰のだるさ、物忘れ、白髪、耳が遠い、月経量少、不正出血、性欲低下 → 人参・西洋人参・杜仲・淫羊藿
  2. 補腎精 : 初潮が遅い、眩暈、老化現象が早い、耳鳴り、性欲低下 → 紫河車
  3. 補腎陰 : ほてり、のどの渇き、不眠不安、動悸、寝汗、痩せる、月経量少、便秘 → 亀板・阿膠
  4. 補腎陽 : 冷え性、むくみ、頻尿、足腰に力がない、生理痛、流産、軟便 → 鹿角・冬虫夏草

 

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板藍根茶

春の薬膳茶✿

板藍根茶

【材料】
板藍根 5g
生甘草 3g
はちみつ 適量

【作り方】
板藍根・甘草を水300ccに20分ぐらい漬けてから、10分間煎じる。 はちみつを入れて飲む。

【効能】
板藍根 : 苦、寒/心肺/清熱解毒、涼血、利咽/抗ウイルス作用があります。
生甘草 : 甘、平/心肺脾胃/清熱解毒、利咽

 

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