いちじくと豚肉の蒸し物

熱をとり陰液を滋養する「清熱滋陰潤膚」により血虚風熱・熱証の症状の改善が期待できますいちじくと豚肉の蒸し物

【材料(4人分)】
干しいちじく 60g
れんこん 100g
豚もも肉 200g
生姜 10g
ねぎ 10g
塩 小さじ1/2

【作り方】

  1. れんこんと豚肉は一口大に切る。
  2. 器に1と干しいちじく、薄切りにした生姜・ねぎ・調味料を入れ、全体がかぶる程度に水を加え、1時間位蒸す。

【効能】
いちじく:平甘/小腸膀胱大腸/清腸除熱・健脾止泄・消腫解毒・去痰理気
れんこん:寒甘/心肺胃/健脾開胃・養血生肌
豚肉:平甘鹹/脾胃腎/滋陰潤燥

1人分 87 Kcal : たんぱく質 11.6 g/脂質 1.8 g/Ca 11.0 mg/Nacl 0.9 g

 

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女性のカラダ③―妊娠

女性のカラダ③は、妊娠。女性器断面

 妊娠とは、胚胎形成から分娩までのことで、有軀・重身・有子・懐子(かいし)・懐孕(かいよう)と言います。
妊娠について『霊枢』の「決気篇」には、“両神相搏、合而成形、常先身生、是謂精”とあり、『女科正宗』には“男精壮而女経調、有子之道也”とあります。

 妊娠日期の計算は、末次月経の第1日から計算し、お産まで280日で妊娠期間となります。 最終月経が来た日を1か月目と数えて、その後の排卵で妊娠して2週間経ったら、すでに妊娠2か月目。 生理が来ないことで妊娠に気づき、産婦人科で初診を受ける頃には、たいてい妊娠2か月になっています。

 しかし、産婦人科の超音波検査で赤ちゃんが育っているかを確認出来るのは、排卵してから約3週目以降なので、「赤ちゃんができたかも!」とあわてて診察を受けに行っても、妊娠が確認できないことがあります。

 胎児の発育について、『千金要方』には、”妊娠一月始胚、二月始膏、三月始胞、四月形体成、五月能動、六月筋骨立、七月毛髪生、八月臓腑具、九月穀気入胃、十月諸神備、日満即産也”と書かれています。

  • 妊娠4か月 : 胎児の性別が明確に。 妊婦はこの頃から胎動を感じます。
  • 妊娠5か月 : 胎児の心臓もよく発育してくるため、心音を聞くことができます。
  • 妊娠7か月 : 男児の睾丸は陰嚢へと下行し始め、女児の大陰唇もでき始めます。 もしこの頃に早産となっても、胎児は産声をあげられ、また嚥下もできますが、生存能力は非常に低く、特別な保護が必要です。
  • 妊娠8か月 : もし産まれても、保護が充分であれば生存が可能。
  • 妊娠9か月 : 生存率も高くなります。
  • 妊娠10か月 : 胎児の身長は5cm、体重は3kg前後になります。

 出産予定日は、最終月経開始日の月 +9日 or -3日 +7日で計算すると出ます
(例えば、最終月経開始日が1月13日だった場合 ⇒ 出産予定日は10月20日)

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山楂酒

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【材料】
山楂子 200g
酒(日本酒、焼酎など) 300ml

【作り方】

  1. 山楂子を細口の瓶に入れた後、お酒を入れて浸す。 瓶口を密封する。
  2. 一週間後から飲める。
  3. 月経が来る前に、毎日2回、1回10~15mlを飲む。

【効能】
山楂子 :
性味 : 微温酸甘
帰経 : 脾胃肝
活血化瘀 : 瘀血(血行不良)による生理痛などを緩和する。

酒 :
性味 : 温辛甘苦
帰経 : 心肝肺胃
行気活血 : 血行を良くする効果がある。
散寒止痛 : 冷え、寒さによる疼痛を緩和する。

 

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