タイで開かれる「第十四届世界中医薬大会」に出席することになったので、現地に住んでいる卒業生の奥田さんに連絡を取り、再会しました。彼はガイドさんのブーさんを連れてきてくれて一緒に観光に出かけました。一年前に亡くなられた前国王の火葬式が10月25~27日に行われるため、町のあちらこちらに白黒の横断幕が掛けられ、国民の服装も白か黒です。
気温10度の東京から30度のバンコクに来て、暑くて暑くて汗がタラタラ流れていました。エメラルド寺院は開放していなかったですが、「ワット・ポー(涅槃仏寺院)」を見て、チャオプラヤー川のボートに乗って「ワット・アルン(暁の寺)」などの寺院を回りました。
ワット・ポー(涅槃仏寺院)はタイ式マッサージの発祥地です。後世に伝えるため、寺院の中の壁にマッサージの手法が刻まれていて、現在は世界文化遺産に登録されています。最近、仕事が忙しくてなかなか休みを取れなかったので、780円で30分間体験しました。結構上手で気持ちがよかったです。バンコクの中華街を回り、市場を見学しました。また水上市場、折り畳み市場に出かけて、いろいろな野菜や果物を見ました。
いろいろとお世話になりました、奥田さん、ありがとうございました。
来年はイタリアのローマで「第十五届世界中医薬大会」を開催します。来る一年で中医薬は世界でどのように発展しているかを楽しみに期待しています。