紅糟拌魷魚 (モンゴイカの紅こうじ和え)

血を養って、貧血症状を改善します。
血虚体質にお勧め‼

【 材料(4人分) 】

モンゴウイカ 200g
胡瓜 2本
香菜(みじん切り)小さじ1
にんにく 15g
炒め油 15㎖
紅糟(紅こうじ) 50g
ねりゴマ 15g
紹興酒 40㎖
砂糖 10g
水 15㎖
胡麻油 15㎖

【 作り方 】

  1. 鍋に油を入れ、にんにくを弱火で炒める。香りが出てきたら、紅こうじを入れ、焦げないように炒める。
  2. 色が出てきたら、ねりゴマと紹興酒を入れ、炒める。
  3. 炒めたら水を入れ、砂糖を入れて炒める。最後に胡麻油を入れなじませる。
  4. イカは花切りにして、軽くボイルして冷水にさらす。
  5. 胡瓜は皮をむき、スライスする。
  6. ④と⑤を紅こうじソースと合えて、皿に盛りつけて、香菜を散らす。

タコ飯

血と気を補って貧血症状を改善します
血虚体質、気血両虚体質にお勧め‼

【 材料(4人分) 】
蒸しタコ150g 
米2合 
にんじん60g 
アスパラガス1/2束 
油揚げ1枚 
だし昆布5cm角1枚
A:醤油大さじ2 
  みりん大さじ2 
  酒大さじ1 
  生姜10g

【 作り方  】

  1. 昆布を少量の水に浸けておく。タコは5mm程の厚さにそぎ切りしておく。生姜は針生姜にしておく。にんじんは7mm角に切っておく。アスパラガスはさっと茹で、穂先を残して小口切りにしておく。油揚げは油抜きして1cm角に切っておく。米はといで、半量の水に浸けておく。
  2. タコを煮る。Aにタコと生姜を入れて火をつけ、沸騰したら火を止めて冷まし、具と煮汁に分ける。
  3. ①の米に②の煮汁と昆布だしを合わせて水加減をして、タコ、にんじん、油揚げを入れて炊く。
  4. 炊き上がったらアスパラガスを加え、全体を混ぜて器に盛り、穂先を飾る。

【  効能  】 
タコ:甘、鹹、寒/脾、肝/養血益気:血と気を補って、疲れ、息切れ、めまいなどを改善
にんじん:甘、平(微温)/肺、脾、胃、肝/健脾化滞:消化機能を活発にして食欲不振、下痢、便秘を改善
粳米(うるち米):甘、平/脾、胃/補中益気・健脾和胃:脾胃の機能を高め、疲れ、食欲不振を改善
アスパラガス:甘、苦、微温/滋陰生津止渇:陰を補い津液を生じさせ、発熱、喉の腫れや痛みと渇き、便秘を改善/潤燥止咳:潤して空咳を止める。

みかんの皮入りそばがき汁

気の巡りを改善します。 肝気鬱結証におすすめ★

【材料(4人分)】
そば粉 160g
みかんの皮(乾燥) 1個分
三つ葉 1/2束
七味唐辛子 少々
かつお節 20g
だし昆布 5cm角
干し椎茸 4枚

A :
酒 大さじ2
みりん 大さじ1
醤油 大さじ2
塩 小さじ適宜

【作り方】

  1. 干し椎茸とみかんの皮はそれぞれ水で戻しておく。
    椎茸は細切りに、みかんの皮は千切りにしておく。
    だし昆布は800mlの水に浸けておく。
    三つ葉は葉と茎をわけて、茎を3cm長さに切っておく。
  2. 出汁をとる。
    だし昆布を浸けておいた水を火にかけて沸騰する前に昆布を取り除き、かつお節を加えて沈め、沸騰したら火を止めて2分おいて、キッチンペーパーで漉す。
    干し椎茸の戻し汁と出汁を合わせて800 mlにし、Aと干し椎茸を加えて沸騰させ、三つ葉の茎を加える。
  3. そばがきを作る。鍋にそば粉を入れ、水400mlを加えてよく溶かしてから火にかける。
    中火~強火で木べらなどで焦げないように良く混ぜる。
    粘ってきたら弱火にして艶が出るまで練る。
  4. そばがきをスプーンで食べやすい大きさに形を整えて器に入れ、汁を注ぎ、みかんの皮と三つ葉の葉を載せ、七味唐辛子を振る。

【効能】

そば : 甘、平/脾胃/補中益気・健脾和胃(脾胃の機能を高め、疲れ、食欲不振を改善)
みかんの皮 : 辛・苦、温/肺脾/理気調中(気の巡りを整え、膨満感、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢を改善)、燥湿化痰(体の余分な水分を乾燥させて、痰を除き、胸苦しさを改善)
椎茸 : 甘、平/胃/補気益胃(胃の機能を高め、脾胃虚弱の食欲不振、胃痛、げっぷ、嘔吐を改善)
唐辛子 : 辛、熱/心脾/温中散寒(内臓を温め、腹部と胸と背中の冷えや痛みを除く)、健脾消食(消化機能を整えて食欲不振、消化不良を改善)