【材料】
セリ 1束
セロリ 1本
きゅうり 1本
水 500ml
【作り方】
- セリとセロリを洗って、1cmの長さで切る。 きゅうりをさいの目に切る。
- ミキサーに1と水を入れてからかける。 濾す。
【解説】
セリ・セロリ・きゅうりはみんな清熱類の食材です。 緑の薬茶になります。 特に肥満があって、血圧の高い陽盛体質に勧めたいです。
三子養親加味茶
【材 料】
白芥子 3g
紫蘇子3g
莱菔子 3g
桔梗 3g
杏仁 6g
水 300ml
【作り方】
- 土鍋に材料と水を入れて30分間浸ける。 火をつけ、沸騰したら弱火で30分間煎じてから濾す。
- 土鍋に再び水200mlを加えて1と同じ方法で煎じる。
- 1回目と2回目の煎じ液を混ぜ合わせて飲む。
【解 説】
からし菜の種は白芥子、紫蘇の種は紫蘇子、大根の種は莱菔子、この3つの種によって作られた方剤は温肺化痰・降気消食の働きのある三子養親湯となります。 桔梗は肺の引経薬としてよく使います。 杏仁は肺を潤し、桔梗とよく組み合わせて呼吸を順調にさせます。
紅花玫瑰茶
【材 料】
紅花 3g
玫瑰花 3g
山楂子 6g
水 300ml
【作り方】
- 土鍋に材料と水を入れて30分間浸ける。 火をつけ、沸騰したら弱火で15分間煎じてから濾す。 土鍋に再び水200mlを加えて1と同じ方法で煎じる。
- 1回目と2回目の煎じ液を混ぜ合わせて飲む。
【解 説】
紅花は身体を温めて血流を促進する食薬です。 似たもののサフランがあります。 昔、チベット（中国名は西蔵）から中国に入るため、西蔵の紅花を表示する蔵紅花の名前もあります。
※ 紅花は温性でサフランは涼性ですので、使い分けがあります。