紫蘇茶

【材料】
紫蘇 3g
薄切り生姜 2枚
黒砂糖 適宜
水 300ml

【作り方】

  1. 生姜は細切りにする。
  2. 土瓶に紫蘇は、水に30分間浸ける。
  3. 蓋をして火をつけて、沸騰したら生姜を加え、火を止めて5分位蒸らします。 漉して黒砂糖を好みで入れて、温かいうちに飲みます。

【解説】
 紫蘇の葉は紫蘇葉(蘇葉)、紫蘇の茎は紫蘇梗(蘇梗)、紫蘇の種は紫蘇子(蘇子)のそれぞれの名前があります。 日本では新鮮な葉を大葉という名前もあります。 また、赤い紫蘇と緑紫蘇の色により名前が変わることもあります。 効能においては同じように考えます。夏秋に収穫してから太陽に当たらないところに乾燥させて保存して使います。かぜの初期に勧めます。

梅花茶

【材 料】
緑萼梅 3g
玫瑰花 2g
姜黄 3g
湯 300ml

【作り方】

  1. 急須を100ml湯で温めてから材料を入れて200ml湯を注ぎ、5分間蒸らしてから濾す。
  2. 急須に再び湯200mlを加えて5分間蒸らす。
  3. 1回目と2回目の薬汁を混ぜ合わせて飲む。

【解 説】
緑蕚梅は梅の花で、玫瑰花と同じ疏肝解鬱の作用があり、ストレスによる胸痛・ため息・精神不安を改善します。 姜黄はいわゆる黄色のウコンです。 強く血の流れ、気の巡りを促進し、胸痛・動悸を改善します。

板藍根茶

b201104281638463929【材料】
板藍根 5g
生甘草 3g
蜂蜜 適宜

【作り方】

  1. 板藍根と甘草を水300mlで20分浸けてから10分煎じる。
  2. 蜂蜜を入れて飲む。

【解説】
板藍根は秋に根茎を掘り出して綺麗に洗ってから乾燥させます。 板藍根は日本では食品と指定されていますが、中医学では清熱解毒の中薬です。 脾胃の弱い場合には使用禁忌となっています。 かぜによるのどの痛みに勧めます。