萩まんじゅう

補脾益気

蒸しまんじゅう(萩まんじゅう)2

【材料(10個分)】
中あん
さつま芋 125g 補脾益気
白あん 125g 扁豆:補脾益気


小豆粒あん 90g  小豆:滲湿利水
小麦粉 50g
もち粉 10g
ベーキングパウダー 2g
砂糖 40g
水 15g

【作り方】

  1. 砂糖に水を入れて溶かし、小豆粒あんを加えて混ぜる。
  2. 小麦粉、もち粉、ベーキングパウダーをよく混ぜ合わせてふるい、1に加えて混ぜ生地を作って15~30分休ませる。
  3. 茹でたさつま芋の皮をむいてつぶし、白あんと混ぜ10等分にして丸める。
  4. 2を打ち粉に出して10等分にし3を包あんする。
  5. 蒸気のあがった蒸し器に入れて、強火で12~15分蒸す。

【効能】

小麦粉 : 平、甘/心脾腎/清熱除煩、補益脾胃
もち粉 : 温、甘/脾胃肺/補中益気
砂糖 : 平、甘/脾肺/潤肺生津
白あん(扁豆) : 平、甘/脾胃/健脾化湿
小豆 : 平、甘酸/心小腸/利尿除湿、解毒排膿
さつま芋 : 平、甘/肺脾腎肝/益気健脾

【和菓子用語】
包あん : あんを生地で包むこと。製品の良否を決める和菓子作りの基本
生地(種) : 主に皮の事。1/2種、1/3種、1/4種 など
製法 :

  1. 蒸し物
  2. もち物
  3. 練り物
  4. 焼き物

まんじゅうは和菓子の代名詞、温泉まんじゅう、酒まんじゅう、利休まんじゅう・・・全国各地に名物のまんじゅうがあります。

杏仁豆腐

杏仁豆腐

【材料(4人分)】
牛乳 400ml
甜杏仁 20g
水 100ml
砂糖 20g
片栗粉 5g
粉寒天 3g

シロップ
水 200ml
はちみつ 20g
レモン汁 1/2個分

枸杞・ぶどう・タピオカ 適量

【作り方】

  1. 杏仁を一晩水漬けして火にかけ20~30分煮る。
  2. 杏仁をすり鉢ですり煮汁を加えて混ぜこす。
  3. 鍋に砂糖と粉寒天、片栗粉を入れて混ぜ牛乳、杏仁の汁を加えて火にかけ煮る。
  4. 粗熱をとって器に流し冷やし固める。
  5. 水に蜂蜜を入れて火にかけ煮溶かし、レモン汁を加えて冷やす。
  6. 枸杞は水につけてもどし、ぶどうは皮をむいて、タピオカは茹でておく。
  7. 固まった杏仁豆腐に切り込みを入れ、6を入れシロップを注ぐ。

【効能】
牛乳 : 平、甘/心肺胃/滋陰潤肺、益胃生津
杏仁 : 平、甘/肺大腸/潤肺袪痰、潤腸通便
枸杞 : 平、甘/肝腎/益精補腎、養肝明目
ぶどう : 平、甘酸/脾肺腎/養血止渇、補気益肺

【解説】
中華のフルコース、最後のデザートは杏仁豆腐が定番?
中国では月餅や芝麻球ほどメジャーではなく広東料理の「点心、飲茶」の一種類として定着してはいるものの、中国全土のどこにでもあるデザートではないらしいです。
中国では古くから杏仁を漢方薬として食してきましたが、近年アメリカでも注目され、ガンを防ぐビタミンB17を最も多く含む素材として、又オレイン酸や脳卒中の予防に効果のあるパルミトレイン酸がたっぷり含まれているといわれているようです。

かのこ

補気健脾

かのこ

【材料(12個分)】
中あん
小豆こしあん 120g
白あん 90g

かのこ大納言 120g(20g×6)
かのこうぐいす豆 75g(25g×3)
かのこ手亡豆 75g(25g×3)

つや天
粉寒天 1g
砂糖 100g
水 100g

【作り方】

  1. 小豆こしあんを1個20gずつに、白あんを1個15gずつに丸める。
  2. 小豆こしあんにかのこ大納言を、白あんにうぐいす豆と手亡豆を全体につける。
  3. 粉寒天に水を入れて煮立て砂糖を加えて煮て、少し冷ます。
  4. 2に3のつや天をかけて仕上げる。

【効能】
大納言(小豆こしあん) : 平、甘酸/心小腸/利尿除湿
うぐいす豆 : 平、甘/脾胃/健脾益気、健胃利湿
手亡豆 : 平、甘/脾胃/健脾化湿

【解説】
かのこは鹿の子と書いて、鹿の毛のまだら模様からとられた銘で、白い餅に小豆の蜜漬け豆を入れたお菓子でした。
江戸時代に東京の人形町で売り出されて大変人気がでたそうです。
現在はあんに小豆や他の豆の粒をつけたお菓子をかのこといい、蜜煮した豆をかのこ豆といってます。

 

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