カステラまんじゅう

補益脾胃

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【材料(10個分)】
中あん
白あん 250g
茹で卵黄 2個

小麦粉 120g
卵 40g
砂糖 30g
はちみつ 10g
水あめ 10g
バター 10g
重曹 1g
ベーキングパウダー 1g

【作り方】

  1. ボウルに卵を入れ砂糖、蜂蜜、水あめを加えてよくすり混ぜる。
  2. とかしたバターを入れて更に混ぜ、重曹の水どきも加え混ぜる。
  3. 小麦粉とベーキングパウダーを混ぜてふるい、2にいれて混ぜ休ませる。
  4. 白あんに茹でた卵黄の裏ごしを加えて混ぜ10等分にして丸める。
  5. 3の生地を小麦粉の上に出して10等分にして、包あんする。
  6. 形を整え、170℃のオーブンで13~15分焼く。

【効能】
小麦粉 : 涼、甘/心脾腎/清熱除煩、養心安神、補益脾胃
白あん : 平、甘/脾、胃/健脾化湿
卵 : 平、甘/肺心脾肝腎/滋陰潤燥、養血安胎

【解説】
焼きまんじゅうの基本です。
素朴な味で昔から親しまれている皮が厚めの並生菓子です。

 

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花菖蒲 

益気健脾

菖蒲1

【材料(10個分)】
中あん
小豆こしあん 150g

白あん 300g
紫芋 25g
かぼちゃ 10g
寒梅粉 10g
砂糖 10g
湯 10g
水あめ 5g

【作り方】

  1. 白あんを電子レンジで加熱して温める。
  2. 寒梅粉、砂糖、湯を混ぜて1に加えよく混ぜて再度電子レンジで加熱する。
  3. 2に水あめを加え混ぜ電子レンジで加熱する。
  4. 粗熱をとって50gを紫芋と10gをかぼちゃと混ぜる。
  5. 白、紫、黄色をそれぞれ10等分にする。 中あんも10等分にする。
  6. 白ねりきりで紫を包みそれで中あんをつつむ。
  7. 中心に黄色ねりきりをおいて絹ふきんで絞り筋目を入れて花菖蒲に形作る。

【効能】
白あん : 平、甘/脾、胃/健脾化湿
紫芋 : 平、甘/肺、脾、腎、肝/益気健脾
小豆 : 平、甘、酸/心、小腸/利尿除湿

【解説】
 ねりきりはあんにつなぎを入れて練って作る、練りものといわれるものです。  あんだけと違い成形加工しやすいので手細工、木型、絞りなどいろいろと細かい部分 まできれいに仕上げることができます。  四季それぞれの意匠で高級和菓子になります。  つなぎとしてはぎゅうひ、山芋、寒梅粉が用いられます。  今回はねりきりを使って花菖蒲を作ります。

 

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柏餅

補中益気利湿

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【材料(10個分)】
中あん
小豆こしあん 200g

上新粉 120g
もち粉 45g
小麦粉 15g
片栗粉 15g
上南粉 7g
湯 190~200g

柏の葉 10枚

【作り方】

  1. ボウルに上新粉、もち粉、小麦粉、片栗粉、上南粉を入れて混ぜ合わせ湯を入れ混ぜる。
  2. 1を強火で15分蒸す。
  3. 蒸しあがったらボウルにとりまとめて布巾でこなす。
  4. 中あんを10等分にして丸め少し長く形をととのえておく。
  5. 3を10等分にして丸め、長小判型にのばしてあんをつつむ。
  6. 5を5分蒸して冷まし、柏の葉で包む。

【効能】
上新粉 : 平、甘/脾、胃/補中益気、健脾和胃
もち粉、上南粉 : 温、甘/脾、胃、肺/補中益気
小麦粉 : 涼、甘/心、脾、腎/清熱除煩、健脾止瀉
片栗粉(じゃがいも) : 平、甘/胃、大腸/補気健脾
こしあん(小豆) : 平、甘、酸/心、小腸/利尿除湿

【謂れ】
 柏餅は上新粉を主原料にして蒸してからついて、こなした、新粉餅の代表です。
男の子の節句には古来粽(ちまき)が用いられていましたが、江戸時代寛文年間の頃に、江戸を中心に端午の節句の菓子として定着しました。 現在では5月の味覚の主要な位置を占める和菓子です。 柏の葉は昔から食器代わりに使われていたので、餅を包むのはその名残でしょう。 こしあん、つぶあん、みそあんの柏餅があります。

 

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